マルコメ君の株実践記!~目指せ黒帯投資家~

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成長性の高い企業をじっくり保有が基本!
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お久しぶりです。
中長期投資銘柄を探さしていて、その候補を見つけました。
 
メディカルシステムネットワーク(4350)のビジネスモデルが優秀だと思います。
主な事業は調剤薬局の運営と、
医薬品の卸と調剤薬局との仲介による手数料収入。(医薬品ネットワーク事業と呼ぶ。)の2本柱。
売上構成比は大まかに調剤薬局の運営が6割、医薬品ネットワーク事業が4割。
 
このうち医薬品ネットワーク事業のポテンシャルに注目。
 
医薬品ネットワーク事業による調剤薬局のメリットは、
仕入れコストを削減できる事や、
薬剤廃棄ロスの削減や受発注業務の簡素化が図れるなど、経営面で様々なメリットを 享受できる。特に、中小規模の調剤薬局ほど加盟するメリットは大きい。
この医薬品ネットワーク事業への加盟件数の伸びが年々加速している。
15年加盟店件数:1200件、16年1400件、17年1770件、18年2Qまでに2012件。
医薬品ネットワーク事業への加盟件数が増加する事により、
事業の優位性が増していくと思います。
薬局業界での認知度や医薬品の流通シェアが高まることで
医薬品の仕入れ先に対する価格交渉力はさらに強くなると思います。
これにより自前で運営している薬局事業にもシナジーが発揮されると思います。
 
調剤薬局という市場はドラッグストアなんかとは違い、中小事業者が多く、
高いシェアで市場を独占しているプレイヤーがいない。
中小規模事業者は人材不足等の厳しい経営環境の中、M&Aによる業界再編の真っ最中。
 
参考記事
全国の薬局数は、約58,000店(コンビニエンスストアは全国で約55,000店)となっており、小規模店舗が乱立している状態です。大手調剤チェーンや、大手ドラッグストアのシェアは、トップ企業でわずか2.8%、上位10社でも15.8%(調剤薬局専業チェーン上位10社で13.8%)、全体の約7割が個人薬局で構成され、マーケット・リーダーと呼べる企業のいない低寡占市場です。但し、2016年度においては、非公表ベースの水面下で年間1,000店舗ペースでのM&Aが行われており(厚生局より当社調べ)、今後ますます寡占化が進むと予想されます。

医薬品ネットワーク事業の受発注手数料は
加盟件数の増加と共に受発注手数料が増加し利益が成長している点や、
事業内容から景気の影響が少ないビジネスモデルな点も中長期投資では好ましい。
また調剤薬局とのシナジーのある企業との業務提携、M&Aに積極的なのもプラスだと思う。
(介護事業、訪問看護事業、製薬メーカーとの提携,等)
 
今期の業績進捗率も高い、
通期計画純利10億に対して3Q累計で9億4400万と達成目前まで来ている。
 
 
まとめ
 
医薬品ネットワーク事業のユニークさと成長性の高さを感じるビジネスモデルだと思います。
高齢化社会による需要増や、人材不足による小規模事業者の再編が必要となっていて市場環境的に面白いと思う。
PER約17倍、
時価総額約170億
市場の評価は成長性に対して、割安な評価だと思っています。
 
市場環境の部分では、高齢化社会の本格化により
今後増々薬局の役割は増加していくと考えています。
 
業績の懸念点は、
異業種の参入が進み、競争が激化する可能性。(事例:ファミリーマートの薬局事業への参入)
 
・国の方向性として、医療費削減がテーマにあり、
直近の診療報酬の改定では医薬品の処方件数を減らしていく事が求められる内容となっている。
 
診療報酬の削減が進んでいく場合、薬局の事業環境が悪化する可能性があるので、
診療報酬の改定等は随時見ていく必要があると思います。
 
今後、医薬品ネットワーク事業の加盟店件数の推移をチェックしながら投資していこうと思います。