株価でそれぞれの動きが非常に似ている銘柄がいくつかあります。
株価ですから、動きが非常に似ているとはいえ、
常に一定の比率で動いているわけではありません。
一時的に割安になったり割高になったりして、
その銘柄の価格差(サヤ)が拡大したり縮小したりしています。
これは、実際によく似た動きをする2銘柄のチャートを重ねて表示したものです。
赤マルのところでサヤ(価格差)が発生しています。
ここで、割高な銘柄を売り、割安な銘柄を買って、仕掛けます。
数日後、サヤの開きが縮小したところで決済し、利益を取ります。
株のサヤ取り(裁定取引)とは、
・価格の動きが非常によく似ている2つの銘柄同士で、
・一時的にサヤ(価格差)が広がった場合、
・割安な株を買い、割高な株を空売りし、
・価格差が元に戻ることで利益につなげる
というのもです。
株のサヤ取り文章にするとこんな感じになります。
(あくまで例えばの話です)
価格の動きがよく似ている2つの銘柄、
トヨタカ自動車と豊田加自動織機は同じグループ会社です。
ですから、株価の動きは非常によく似ています。
トヨタカ自動車3000円
豊田加自動織機3000円
とすると、この2つの会社の株価の価格差は0円です。
あるとき、
トヨタカ自動車5000円
豊田加自動織機4000円
となり、サヤが発生しました。このときに、
トヨタカ自動車5000円を空売り
豊田加自動織機4000円を買い
と注文します。
数日後、
トヨタカ自動車5500円
豊田加自動織機5500円
とサヤが戻ったので、決済しました。
この取引の損益結果は、
トヨタカ自動車、空売りでの損益
5000-5500=-500円
(空売値-決済値)
豊田加自動織機、買いでの損益
5500-4000=+1500円
(決済値-買値)
合計 +1000円の利益
となります。
このように、「買い」と「売り」を同時に仕掛けて、
利益を上げていく「両張り」の投資法です。
株のサヤ取りをする場合、非常によく似た値動きをする
相関性の高いペアを選ぶことが重要になってきます。
