今日の株価は31986円71銭!
私はブラックマンデーを北浜で迎えました。サラリーマンの宿命で大阪に転勤になってから3か月後のことでしたが、ざっと1年間、大証の立会場に出入りしていたのです。
現在の現物市場では、任天堂など一部の限られた銘柄だけが活況となる大証、昔は東証と大証両方に上場している銘柄は、東西で株価に差が出ると、電話を使って両市場間で、裁定取引も行われたとか。流動性が高く、堂島米相場以来の伝統が息づいていました。そこまでとは行かないまでも、バブル当時は、今よりも賑わう銘柄が少なくなかったと思います。それでも、立会場の場電の間は、「値付け依頼」なる紙が回ってきて、1単元ずつ値を付ける寂しい風景もありましたが・・・。
今や大証では、任天堂の活況・・・といった話題はあるものの、日経平均先物・オプション、さらには、新興市場のヘラクレスが日々注目される状況。そうした中、相場の節目になると話題になるのが大証修正平均(250種)です。去年は3万円乗せの時、市場の関心を集めました。
日経平均のように大幅な銘柄入れ替えを実施していないため、また、ソフトバンク、ヤフーといった新興企業ながら指数に大きな影響を与える銘柄が加わったこともないので、バブル時と現在の株価水準を単純に比較する場合に重宝されます。そして、今日の大証修正平均終値は31986円71銭となりました。
ちなみに、大証修正平均の史上最高値39403円83銭。今日の終値で計算すると、日経平均の最高値(38915円87銭)に対する戻り率は約45%であるのに対して、大証修正のそれは約81%に達します。もちろん単純な比較はできませんけど、大証修正が最高値を更新するまで、バブルの可能性も出てきたとされる今回の相場、大丈夫かなと思ったりします。
体調が優れないので、今宵はこれにて