昨日から、息子の小学校が始まった。
自由研究の間接照明の工作は、ライトを変えたことで、納得したようだった。
また、自由研究の発表があったようなのだが、発表の仕方をおもしろおかしくして、みんなの記憶に残るようにした、と息子は言っていた。どうゆうことなのか、いささか不安ではあるが、本人は満足していたので、結果オーライだ。
久しぶりの学校、友だちとの再会は意外と楽しいものだったらしく、ご機嫌であった。

わたしは、母が手伝いに来てくれているのをいいことに、飲み会へでかけた。今週は2回も。
前の職場の仲間との飲み会、そして、前の前の職場の同期との飲み会だ。

前の職場の仲間は、送別会と歓迎会を兼ねたもので、辞めたわたしにまで声をかけてくれ、喜び勇んで参加した。でも、前職の仕事に本当に興味がなく、ほとんど記憶がなくなっていたので、仕事の話はあまり楽しくはなかった。推しの上司が参加していたので、そこで少しバランスをとりながら、ずっとニコニコを心がけた。とても疲れた。

前の前の職場の同期との飲み会は、めちゃくちゃ楽しかった。みんな既婚者だけど、独身時代に仲が良かったから、バカみたいな話ばかりして、わたしの離婚話も面白がってくれた。みんなは、わたしの話にパンチがありすぎて、自分の苦労話が恥ずかしくなると笑った。居酒屋を出て、時間が中途半端だけど、まだ帰りたくなかったわたしたちは、公園で缶チューハイを飲んだ。暗がりなので、ちょっとかわいく見える、とひとりがおどけて言った。そんな、ちょっとわたしといい感じになりかけたことのある彼は、髪の毛が後退していた。時は過ぎたのだと改めて感じた。巻き戻せない時間、貴重な時間が身にしみた。

次の日は土曜日で、仲の良かった友人たちに離婚報告のメッセージを送った。みんな、がんばったね、おつかれさま、と労ってくれた。誰にも妬まれることのないこの人生にも少しは価値があるのかもしれない、と思った。