学生達が突然失踪するという事件が多発する。
失踪する前の学生達に『永遠の翼』という、宗教集団の宣教師と名のる男が接触していたことがわかり 桜大門達は捜査を開始するが、そんな時 謎の男達に追われる一人の記憶喪失の少女を保護する。
実は『永遠の翼』の宣教師は、ロア三人衆の一人『妖鬼将軍オ・カルートス』で 夢をなくし目標を持てない若者達の心の隙間に入り込み洗脳して兵力・労働力として利用する ダーク・ロア第三番目の地球潜在侵略作戦だった。
少女は、脱走した学生が 男達に殺されてしまう所を目撃してしまった為 命を狙われていたのだった。
レイカースは、記憶を取り戻した少女から 失踪した学生達は『鬼岩島』に拉致されていることを教えてもらい 救出に向かうが オ・カルートスの精神攻撃の前に手も足も出ずに倒されてしまう。
とどめを刺される寸前に宿敵ル・デザイラスに命を救われ もう一度、心と体を鍛えるため厳しい修行を行い 再度『宇宙要塞ビックダイモン』で鬼岩島に向かい ロア軍の地球侵略要塞と『機甲将軍ゼ・ガルバス』が操縦する 重機動兵器『メタルドラゴ』を倒し 学生達を開放する。
作戦を妨害され、怒りに燃えるオ・カルートスに襲われるが 厳しい修行で『猛虎緑湖の心』を取り戻したレイカースの前に精神攻撃は効かず 妖鬼将軍も倒される。
最後の決着をつける為に現れた ル・デザイラスと一対一の勝負をするが 必殺『桜大門フラッシュ』でレイカースが宿敵を倒し 地球に束の間の平和が訪れる。
〔思い出〕
撮影許可願いから始まり、原案・脚本・着ぐるみ、メカ、セット制作・撮影・編集と、とにかく忙しかったことは覚えていますが 学園祭での上映会を目標に突っ走れた一年だったと思います。
最後は徹夜ばっかりで、完成したのは学園祭当日の朝でした。
今見ると、最初は真夏の海で闘っていたのに最後の技を出す頃はススキがいっぱい映っています。(笑)
部員も、沢山増え 短大の女子も入部してくれたので 前作に比べるとかなり華やかになっています。
この作品制作を通して、自分自身の人生観がかなり変わったと思いますし 大切な仲間も出来ました。
私にとって、青春の思い出という言葉では片付けられない 大切な宝物の様な作品です。