2009年12月の歌舞伎座公演から10カ月、「大江戸りびんぐでっど」がシネマ歌舞伎で再登場しました。
$歌舞伎見人(かぶきみるひと)


初日の初回に出かけたのですが、待ちに待ったファンでごった返しているかと思いきや、
皆さんクールで(笑)、かなり空いていました。

この「大江戸りびんぐでっど」、実は私の人生初生歌舞伎。
たった一度しか見なかった舞台ですが、よほど印象が強かったのか、我ながらよく覚えていました。
また、当時は主役クラスの役者さんしか存じ上げませんでしたが、
いろいろな役者さんがわかるようになった今、改めて拝見しますと、
あ、こんなところに猿弥さん、あ、亀蔵さん、、、という具合に、楽しさが数倍増しでした。

一緒に出かけた友達の中に、歌舞伎ビギナーが一人いたのですが、彼女の感想は、
「先生(三津五郎さんの役のこと)がよかったー!!」でした。

七之助さんが珍しく、野太い声を出しておられたのも、新たな発見でした。


↓パンフレットは確か700円。今回のシネマ歌舞伎用にクドカンさんが寄せられたコメントも載っていて
なかなか面白かったです。
$歌舞伎見人(かぶきみるひと)


↓開演前に、東劇から築地の方へ歩いて行きましたところ、海産物屋の店先に・・・。
$歌舞伎見人(かぶきみるひと)



しかしですね皆さま、クドカンさんのこの「くさやっ!」ネタ、大江戸りびんぐでっどが上演される
ずっと以前から存在したのをご存知でしたでしょうか?私などは、このフラッシュの方を先に知って
おりましたので、歌舞伎座でりびんぐでっどを拝見いたしましたときに、「あっ、あのネタ!!」と、
妙な感慨深さを覚えたものです。