育てやすい金の成る木 NO17 久宝寺緑地の「どび流し」 | 島津亜矢姫歌の軌跡

島津亜矢姫歌の軌跡

島津亜矢姫の名状しがたい歌声の、霊妙な音色、妙なる調べには、
聴く者、観る者を圧倒し、透明な玉のように美しく澄みきった響きがあり
言葉には言い尽くせないほどの、美しい玲瓏(れいろう)の
波動を感じ取ることが出来るでしょう。

NO17 2015.3.2(月)撮影
 幾度見ても何度見ても飽きることのない佇まい

イメージ 1
金の成る木が大きくなり見事な高木に成長していました。

イメージ 2
葉の色が明るく、樹形も良いので、常緑の街路樹としても好まれているようです。左隣の成金草が小さく見えてしまいます。 

イメージ 3
 




















  本当にお見事です!!


イメージ 16
久宝寺緑地心字池どび流し
心字池とは、「心」草書体をかたどってつくられた日本庭園の池。京都の西芳寺桂離宮などのものが有名です。

 久宝寺緑地の心字池「どび流し」
イメージ 4
        心字池の水が抜かれ、底が露わになってしまっています

 少し離れた恩智川で、釣り上げたコイやフナを、
 釣り人自ら、手前のプールにコイやヘラブナを放して楽しんでいます。

 久宝寺緑地の心字池は、市民のつりの場としても親しまれている池で
 池の中には、フナやバラタナゴ、ナマズ、ドジョウ、モツゴ、コイ、
 ゼゼラ、メダカ、カダヤシなどがいます。

どび流しとは?
八尾市高安の里地・里山の伝統的な農業技術で、池に溜まった泥を干し、きれいな水に入れ替えるために行われています。
〔ため池の浄化法(池干し)〕のことをいいます。

イメージ 5
    どび流し in 久宝寺緑地 心字池

八尾市の久宝寺緑地では、この伝統的な手法によって心字池の浄化を図ろうと、NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会の協力を得て、昨年の3月に試行的に行なわれました。

イメージ 6
          2015年3月末もこの状態です

市民の憩いの場と生物多様性が同時に守られるビオトープとしても、貴重なモデルケースになるのではと思われます。
どび流し当日は、地元の住民も魚の採集に参加し、子供たちも魚に興味津々!、ギャラリーも多く、わいわいやっていたそうです。
掬い獲った魚たちは、別の池へ無事にお引越ししました。

シャクヤク開園久宝寺緑地公園内
毎年5月には恒例のシャクヤク祭が催されます。
多くのキャンドルが庭園の足元を照らす中で
光に浮かぶ芍薬(しゃくやく)を楽しみながらのお散歩も魅惑的です。
また、幻想的な灯りのでの琴の生演奏が、日ごろ疲れた心を癒してくれます。

イメージ 10

 シャクヤクが満開


2014年(昨年)の、シャクヤク祭
イメージ 14

イメージ 15
                           琴の生演奏舞台


               久宝寺緑地の シャクヤク祭イメージ 11

                 久宝寺緑地管理事務所イメージ 12

            大阪府内の公園イベントリンク集イメージ 13


イメージ 7 藤原基俊 (ふじわらのもととし)

 ちぎりおきし させもが露を いのちにて あはれことしの
 秋もいぬめり

   ☆ ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて あはれことしの
     あきもいぬめり

意味
お約束くださった、「わたしを頼りにしなさい」と詠まれた「させも草」におく恵みの露のような
お言葉をいのちのように大切にしてまいりましたのに、ああ、残念なことに今年も秋は過ぎ去ってしまいますよ。

鑑賞
この和歌は、基俊の息子である僧都光覚(そうずこうかく)が、
維摩会(ゆいまえ)という法会の名誉な役である講師(こうじ)に
選ばれないことを悲嘆して詠んだものです。
藤原氏の最高権力者で、第76番の歌人でもある藤原忠通(ふじわらのただみち)が、
以前、清水寺の観音さまにお参りしたときに「なほ頼め しめぢが原の させも草 
わが世の中に あらむかぎりは(わたしを頼りにしなさいよ。
みなの幸せを願って、大願をたてているのだからね。
わたしが生きている間は安心ですよ)」と詠んだのを受けて、忠通に送ったのだそうです。
どの時代も子供を思う親の気持ちは切ないですね。

藤原基俊は、いまから900年ほど前の貴族です。
父親は右大臣で、家柄の良い子息でしたが、傲慢な性格だったとの記録も残っていますが、
そのせいか官位は高くなりませんでした。しかし、和歌を詠むのはとても上手だったそうです。

           金の成る木【花を咲かせたい】はイメージ 8
   イメージ 9 kabukimedakabenkei- I made a work