「あなたのママになるために」ペネロペ・クルス 2015年/スペイン/フランス | 乳癌とともに生きること

乳癌とともに生きること

乳癌のこと、振り返りながら、今日もいっしょ…

この記事、長くても、

最後まで読んでくれたら嬉しいです。ラブラブラブラブ

 

昨晩、WOWOWの映画で

ペネロペ・クルスの

「あなたのママになるために」が

放送されました。

 

ヒロインは乳がんの告知を受け、

術前抗癌剤の後

右乳房を全摘出

幼いひとり息子や

出会った男性の愛情に支えられ

人生を豊かに生き抜く決心をします。

 

日本初公開だそう。 

昨夜は少しだけ

1時間くらい観て・・・

それだけでも切なかったのですが

 

転移が発覚したところで

TVは消してしまいました。

 

もともと 録画はしていたので

先が観れる気持ちになったら

観ようと思います。

 

ですが、1時間でも

私は多くのことを

感じました。

 

まず ペネロペ・クルスという

女優さんについて。 

 

これまで、どちらかというと

男性を意識した演技が得意な女優さん

という印象でしかありませんでしたが

 

世界に名を馳せる俳優とは

生半可な実力じゃないんだなと痛感。

 

このシーンのために、

彼女は髪を剃ったそうです。


そして彼女はこう語っています。

 

  【リスクと向き合うことはとても大切なことです。
 私が綺麗か醜いかどうかの

 心配はしませんでした。
 これは全ての

 この病気と闘っている女性へのリスペクトです】 

 

その心が、この映画の全てでしょう・・・

とてもリアルです。 

 

でも、彼女の豊満なバストじゃ

右乳房全摘 とはいえ

まさか 術後の胸のシーンは

まさか あるわけないよね ? 

 

でも そういうシーンが無いと

逆に不自然・・・

と 思えるほど

リアル感に満ちた

ペネロペ・クルスだし・・・

 

そんな思いも頭を過りつつ

観ていましたら

 

やはり、ありました。 

 

術後検診のシーンで

右乳房全摘痕・・・。

 

今まで ここまで映像化する

映画はなかったと思います。

 

映画のストーリー自体の

感想ではなくて恐縮ですが

 

身体を張って

ここまでの映画を作った

P・クルスに

乳癌患者として 私は

リスペクトです。

 

※画像はお借りしました。

 

関連ログ 

映画「あなたのママになるために」続き観ました

映画「あなたのママになるために」追記