「痩せすぎは病気じゃない!」ショーモデルが抗議 - スペイン
http://www.afpbb.com/article/914996
◆社会の認識
ファッションモデルは何故痩せているか。それは痩せている方が美しいと社会一般で認識されているからである。その“常識”に一石を投じたこの出来事。主催者側の決定には賛否両論あるようだ。医師の間では賛成意見が多いようであるが、それは当たり前。若い女性の拒食症を防止するためと言われれば、賛成せざるを得ないだろう。食が健康に与える影響は多大なものがあるのだから、反対する理由はない。一方、当のファッションモデル。その立場から見れば、何で急にそんなことを言い出すのか、というところだろう。当然反対意見が多いと思われる。
◆皮肉な決定
食べたいものも我慢し、運動も欠かさず、決して太ることの無いよう頑張ってきた彼女たちにとっては、それが仕事であり、生きるために必要な行為である。よりプロフェッショナルな意識を持つモデルほど、その傾向は強いだろう。「痩せていること=美しい」という人間社会の常識にのっとって、美しくあろうと日々努力してきたモデルたちには、今回のスペインの裁定は、とても皮肉な決定である。
◆経済優先の社会
現代の社会で最も優先されていること、それは経済である。女性たちが美しい、あるいはカッコイイと思うから購買意欲が沸き、モノが売れる。いくら綺麗事を言っても、その図式は変わらない。もちろんファッション業界に限ったことではなく、それは全ての業界に当てはまると言っても過言ではないだろう。その図式を変えたいと思うなら、経済に変わる、誰もが魅力を感じるような新しい価値を提示するしかない。それが出来ない限り、今の状況が変化するとは思えない。
◆男の目線
ところで、男の目から見るとどうなのだろうか。外見だけで判断すれば、やはり「痩せている=美しい」が多数派を占めるような気がする。しかし、「抱きたいオンナは?」と問えば、その答えは変わるのではないだろうか。夜の世界でナンバーワンになるオンナは、スレンダーなタイプより、どちらかというとぽちゃっとした柔らかさを持つオンナの方が多い。ついでに言えば、美人よりは可愛らしさを売りにしているオンナの方が総じて人気がある。近づきがたい美しさよりは、身近に感じられる存在の方が、男は安心するものである。もし、このブログを読んでくれている女性がいるなら、そんな男性心理も考慮に入れて、「美しさ」というものを考えてみて欲しい。