昨日は朝9時から夜21時半までの鬼仕事でかなり疲れてました通しだと、夜の部の一番最初の演目が一番身体がきつい時間です
しかし、可能な限り楽しんだつもりです
お天気は晴天
成駒屋〜の演目!
「吉例寿曽我」(鴫立沢対面の場)
これは大阪の松竹座?だか博多座だか?遠征した時に初めて観た演目という記憶です。松竹座だったかなぁ?
福助さんも芝翫さんも福之助さんも児太郎さんも梅花さんも芝のぶさんも、みんなみんな揃って…
そして従兄弟=甥の七之助さんも
芝翫さん、福助さんがご復帰の時にはオセローをやってらしたので、ご共演が叶わなかったんですよね。お兄様とご共演される日を待ってらしたと思います。
福助さんは以前のとおりの美しい姿、そして台詞もご復帰第一段の時よりも台詞もよく通って、変わらぬお声でした
それがまた嬉しくって
生き生きと曽我五郎を演じてらっしゃる芝翫さん、そして舞台の中央に工藤祐経の奥方 梛の葉役の福助さんが美しくていらっしゃるのを見てると目が熱くなってきて痛くなってきて、私は「芝翫さん、良かったね」と思っていたら、なんだか余計に泣けてしまいました
途中、涙をこらえたらハナミズキがとめどなく流れてきて困りましたが
でも幸せな涙です
良かった、みんないる!と思ったら嬉しくて仕方ありませんでした(橋之助さん、橋吾さん、橋三郎さんはいませんけれど←浅草組)
そして!中村福之助さんがめちゃめちゃかっこよくなってました〜これは将来安泰
ファンも劇的に増えるはずです!
舞台写真売られたら、私、この演目のは沢山書いますが、福之助さんのも買いますよ
成駒屋のドキュメンタリー、私が見逃した分のことお友達に聞きました。福之助さんが強い覚悟をもって歌舞伎に取り組まれるということ
目が違いますもん。私も応援したいと思います!
いま、いまたった今、最後の演目「松竹梅湯島掛額」の火の見櫓の段の 中村七之助さんの八百屋お七の人形振りを観て…
美しくて感動しました
感動して感動して、美しくて涙が出そうになりました
女性登場人物の感情が高ぶった時に人形振りになるといいます。
愛する吉三さんに会いに行きたい!
愛する人を切腹から守るためにお七は雪の中を、自分が処罰されようとも櫓の太鼓を鳴らす
人形振りが終わってからも、めっちゃ雪が降って、愛する人のために必死のお七の情熱が熱くて…その中村七之助さんの表情とお七の想いと…
降りしきる雪、振り乱した髪。
美しい...
美しかった
ずっとずっと写真だけで見て、いつの日か観てみたいと願っていた八百屋お七の火の見櫓
素敵過ぎて美し過ぎて、私は観ている側から感動して感動して仕方がありませんでした
きれいだ…って思って泣けました。
泣けるほどの美しさ!
私はこの美しさがあるから歌舞伎を好きなんだわ…
七之助さんの表情も、演じるお七の情熱も、全部美しかった
他にも観劇の色んな感想や書きたいこともありますが、今は泣けるほど綺麗だった櫓のお七に浸らせてください
それでは皆さん、良い夜を〜