昨日は飛鳥IIの、成駒屋の歌舞伎クルーズの出発の日でした 竜雲はクルーズに参加はできないけれど、それでも精一杯の『行ってらっしゃい』を届けたいと思いました。
そう思って数日前からせっせとある物を描き始めました おかしいんですけど、私の中では成駒屋さんが世界一周に出られるような大騒ぎだったのです(笑)描いたものを持って成駒屋ご一門のお見送りに行ってきました
出発は「横浜」ということだったのですが、疎い私は調べましたよ…
すると横浜大さん橋(よこはまおおさんばし)というところから船が出るらしかったです行ったことがない場所なので心配なのと、場所取りに遅れを取ってはいけないと思って早めに着くようにしました。(お見送りが何百人もいたらどうしようと考えてのことです)
さん橋に着くと見えました
これが飛鳥IIで〜す
風が強くて私の髪がとんでもなくおかしな形になってます確認すれば良かった…(笑)
さて…私が着いた時刻は一般客(ロイヤルスイートから)が乗り込む時間でした。成駒屋さんご一門はもう乗っているのだと思われました
しばらくは船の写真を撮って過ごしてました。
これが豪華客船、飛鳥IIかぁ〜…
お見送りのさん橋と船はこのくらい距離があります
人々は、船に乗り込んでも寒さで客室やラウンジから出て来ない様子でした
夏であればみんな船を歩いて日光浴を楽しんだりされるでしょうけれど、寒いんですよ〜
(そうだよね…
でも…そしたら…みんな暖かい部屋にいるまま、そのまま出港して、私の作ったこれは誰も見ることがないかもしれないね)
そんなことを考えていました。
精一杯の「いってらっしゃい」の気持ちガチです(笑)
気がついたらこのような手持ち看板を作っていたのです(笑)先日私が描いていたものはこれでした これはね、蛍光色のアクリル絵の具で書いたんですよ
『いってらっしゃい』
まあいいや…例え誰も見ることがなくても掲げていましょうと思っていました(笑)
日が落ちて来て、暗くなってきました
そしたらですね〜
特に出港セレモニーなどはなかったのです(笑)
そろそろ出港です
出港の時には、なんと芝翫さんを始め坊っちゃんがた、ご一門全員出て来られました
成駒屋ご一門、お目見得見参
華々しい門出です
行ってらっしゃ〜い
視界はまさにこんな感じでした。でも私には判りましたよ 暗くて距離があるので、撮った写真は家で確認をしたら、ほとんどぼんやりとしていました暗闇、距離ありは難しいですね
写真を撮るよりも、いっぱい手を振りました
芝翫さんは、看板はいつも劇場で見るあの顔だと気づいてらっしゃったと思いました
橋之助さん、福之助さん、歌之助さんはちょっと逆光ぎみだったかなでも看板が見えた時に手を振っていただけたと思いました
後ろの橋光さん、橋三郎さん、そして橋吾さんに向けてめっちゃめちゃ手を振りました
後ろだしこっち見てくれないかなぁ、気づいてもらえないかなぁと思っていたので気づいてもらえてとってもとっても嬉しかったです
船と陸で手を振り合うお見送りシチュエーションは、私は初めてでした
他に例えようのない感じ。嬉しいものですね…
一回...4歳くらいの頃に伯父さんの乗る船に手を振ったことがあったかな?それ以来です
皆さんが出て来られて嬉しくて嬉しくて、私がはしゃいでいたら「誰が乗っているんですか?」とか、看板に書いた祗園守を「それは何ですか?」とか「ほんとに好きなんですねぇ」なんて色んな人に話しかけられました
能天気なアタマで考えましたので、ライトアップもなんと能天気なことでしょうか
夜でも見える工夫をしてみたのですよ
単に大きな船を見送りに来た人(芝翫さん御一門が乗ってらっしゃると知らずに)や、カメラ撮影が趣味で、大きな船の船出の撮影に来られていた人もいるみたいでした
私は『行ってらっしゃ〜い』
竜雲も船の写真は綺麗に撮れましたよ
その2はお見送りと出港した飛鳥IIのことを書きますね
つづく