さて、明治座の夜の部「四天王楓江戸粧(してんのうもみじのえどくま)」のレポ2です☆
観劇メモを見直しているんですが、なんだかお話はよくわからない(笑)なので、また印象ありきのレポになります~。
定式幕が開くと「戻橋」というところ。
町の人がみんなで話しています。門松さん、段之さん。 「喜昇さんがすごい」と観劇メモに書いてありますが、何が凄かったんだろう?多分お化粧ですね~。この頃町には「男夜鷹が出る」「公家の人が稼ぎに出るために夜鷹になっている」そんな話です。
猿之助さんが「やすすけ」という男夜鷹です。
そして、公家の夜鷹が出てくるんですが・・・ 可愛い~♪
なんだかよくわからないけれど、白塗り麿メイクの猿弥さん&弘太郎さんが、
「のんし、のんし~」 「なんす、なんす~」と言いながら出て来られるのですよ!(←このかけ声は何なんだろうw)
猿弥さんは白塗りをするとふっくらして、本当に雪見だいふくみたいで愛らしい感じなのですよ♪
弘太郎さんも先月に続いて猿弥さんとコンビです。
この夜鷹たちは本日が「お仕事初日」ですとか!
この夜鷹を管理しているのがさぼてん婆(ばばあ)=坂東竹三郎さん。
どうして「さぼてん婆」なんて名前なんだろう・・・(笑)
ここでなんと市川寿猿さんが女形!猿之助さん(やすすけという夜鷹)に抱かれてしまう身重の女性なのです~(ちょっと待って、ちょっと待って~!色んな意味でちょっと待って~!!w)
弘太郎さんの夜鷹は、なんと市川澤路さんに狙われてしまいます・・・(尼君かと思いきや実は)
猿弥さんの夜鷹のお相手は誰でしたっけ?喜昇さん?
「猿之助相手じゃ、こうはいかないぜ~」みたいなキメ台詞があったかも(笑)
寿猿さん(身重の女性)はやすすけ(猿之助さん)に惚れて、着物すらあげてしまいます!
花道からの引っ込みですが、女形の切なる恋心を寿猿さんがたっぷりと表わして・・・
必見ですよ、皆さん!!
ここで花道から白髪の女性の拵えで片岡秀太郎さん!
秀太郎さんはやはり台詞が素晴らしい。やすすけの母でしたっけ?
この辺からメモがよくわからなくなってます(笑)
でも、どうやらここで猿三郎さん(悪の一味)が再登場。
辰夜叉御前も再登場みたいです。
辰夜叉の着物には髑髏の模様が入っていて、それを見るにつけても「ああ猿之助(二代目 猿翁さんをイメージしております)歌舞伎だなぁ」と思ったワタクシで御座いました
今回のこの夜の部の演目は、澤瀉屋さんのスペクタクルで楽しい通し狂言がどういうものであるかを思う存分楽しめるものだと思います
最初に悪が出て来て、悪の権化のような化け物を召喚してしまう展開も、「競伊勢物語(はでくらべいせものがたり)」にも見られるように 王道でワクワクしてしまいますね
今回、市川猿三郎さんが珍しく悪役で藍隈を取ってらっしゃいます!
こんな感じでした(観劇中のらくがきなので、かんたんで失礼☆)
髪は爆発している感じのボンバーヘッド。
くちゃくちゃの文字は観劇しながら書いているので、気にしないでください(笑)
後で読めないことも多々ありますw
ここからはやすすけのお屋敷でのお話なんですが、実は私はここが一番よくわかっていなくて
ここでようやく、市川笑三郎さん&市川笑也さん登場~♪
人物関係は、笑三郎さん=和泉式部。花道から屋敷に帰ってくるのですが、まぁ美人
その妹の橋立(はしだて)が笑也さん。やすすけの許嫁でうすピンクの着物が可愛かったですよ~
実年齢は笑也さんの方が上で、笑三郎さんの方が年下ですが。。。舞台では笑三郎さん=姉、笑也さん=妹がしっくりきてしまいます。笑三郎さんは気品があって、笑也さんはやっぱり可愛いのですよ
やすすけは刃物がこわいのだそうです。
この辺がよくわからなかったんですが、刃物がこわくて切腹ができないからと鋭くした梅の枝を賜りました。それで腹を切れとのこと。(うーん、よくわからなかったのです~)
でも刃物が平気になった件があったかも。これで切腹ができると嬉しそうな松嶋屋さん(秀太郎さん=母役)
があったかも。なんせ1回しか見てませんし、本当にこの件だけが竜雲にとっては消化できてなくてすみません
で、「母を苦しめ、人を苦しめて・・・」と悔やんでやすすけは切腹。
幕。
2幕はそんなところです~。あんまりよく伝えられてなくてすみません
2幕の主人公は夜鷹をやっていた「平井保輔」なのですね。
実は舞台写真が入ってから筋書を買おうと思って、まだ入手していないのですよ。
なので人物名も、今 歌舞伎美人を確認して書きました。
顔見世狂言なので、皆さん色んなところに見せ場があって、それ(自分の出番)が終わったら帰られる感じです。でも猿之助さんはやはり全ての場にずっと出てらっしゃる!
座頭、ガンバレ
・・・竜雲のレポに門之助さんの「も」の字も出てこないなと、皆さん思ってらっしゃいますか?
門之助さんは第三幕の、それもかなりお話が進んだ頃に出られますので、そもそもまだです(笑)
でも夜の部の大詰からやっと出られる尾上右近さんよりは出番が早かったですね
私的には第三幕が一番楽しかったです~
私のツボはやはり、悪役の亀三郎さんのお付きの、立役ばかりの官女たち
みんな笑ってなかったんですけど・・・私は色々ツボでして(笑)
ああ、早くレポ書きたいな、と思いつつ 今朝はこれぎり~
それでは、皆さん今日も良い1日を~
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