幕が開いたらいきなり綺麗な滝夜叉姫(=尾上菊之助さん)が舞台に
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
これはびっくり、さっきまでと全然違う感じ。そして「まだなのかなぁ」と思っていた音羽屋贔屓さんの気持ちにも応える幕開きです!
![油絵で歌舞伎! KABUKI OIL PAINTING-DCIM4098.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20130922/07/kabuki-pictures/24/c2/j/t02200124_0800045012691734616.jpg?caw=800)
源博雅(=中村勘九郎さん)が吹く笛の音に聞き入っているのです。
中村勘九郎さんもここからようやく活躍の場です。(勘九郎さんファンの皆さんも待たされたはず)
この博雅の笛がまたお話の中では重要な働きをするのです。
ここで「あれっ?」と思いました。
滝夜叉姫って、悪者ではないのか・・・ 美しい笛の音を愛でる、素敵なお姫様としての登場です。
全然(色んな伝承で聞くような)鬼じゃないよ。と思いました。
博雅の笛の音から、「都の人にもあのような笛を吹く方がおられるのだ」と、博雅の心根まで解する素敵な姫ですよ
![キラッ](https://emoji.ameba.jp/img/user/yo/yondahonmitaeiga/160749.gif)
私が仲良くさせていただいている、日本画を描かれるkotoyuzu姐さんの「菊之助さんは舞台では女性として見てる」という言葉がよくわかりました。本当に女性にしか見えない。
(※そして、尾上菊五郎さんの昔の映像を見たのですが、菊五郎パパも昔は御痩せになられていて随分美しい感じだったのですね!今は貫録がついておられますが、菊之助さんの美しさはお父様譲りだと思ったのでありました)
第二幕の幕開きは、私は好きですね~。
いきなり滝夜叉姫で開く、その意外さが素敵!
ここは源博雅と安倍晴明が滝夜叉姫と出会う場面です。
ここでまた「舞台の上に市川染五郎さん、中村勘九郎さん、尾上菊之助さんかぁ・・・やっぱり豪華だな、この公演」と思ったのでありましたw
------------------------------------
皆さん、いつもぺタや人気ブログランキングのクリックありがとうございます
歌舞伎の役者絵をいっぱい描きますそんな私に応援クリック
の元気玉、よろしくお願いしま~す
(
何個かリンクありますが、一番下をクリックすれば良いみたいですw)