昨日仕上げました姥神@「ヤマトタケル」の油絵ですが、本当に1年前にちょっと描き始めてずっと途中のまま放置していたものでした。
絵の全体イメージがどうもしっくりこなくて、こんな(↓)状態のまま置いたままになっておりました。
このまま1年放置
どうして昨日いきなり描く気になったかというと・・・
特に明確な理由はありませんが(門之助さんを応援したい!と思ったのはもちろんですが)、「姥神を描きたいな」と思いまして、それなら描きかけのがあったなぁと思って続きを、、、
気がつけば頭の中で姥神(の門之助さん)が動いていて、仕上がっちゃったのでした。
ちなみにこの絵を描き始めた時には背景のイメージもさっぱり浮かんでこず、それもあって放置していたのです。姥神の登場時は舞台の照明は常に暗い感じです。大活躍のところも写真に撮ると真っ黒な背景。
黒・・・だとちょっと違う。
でも昨日、ブルーブラックを置いてみましたら妙にしっくりきました
ブルーブラックは黒に限りなく近い色ですが、基調は濃紺です。人物も映えますし、「これだね!」と思いました。
この絵はF4キャンバスに描きました。ちっちゃなキャンバスです。
先に描いた門之助さんのもう一役、皇后の絵が色紙に描かれたものだったので、この姥神の絵も切り取って色紙に貼って送ろうと思っていたのですが・・・
背景に舞台のようにドライアイスの煙を描いたところ、これまた妙にしっくりきてしまったので(背景左側)
(白いのは光の反射ではなくて、私が描いたものです)
背景込みでひとつの絵になってしまいました。なのでこのまま送ることになります(笑)
この絵は額なしでもいいかも。これはこれで。
このように、私は絵に関してはかなり「行き当たりばったり」要素が高いので御座います。
「こうしてみたら良かったからこうなりました」その連続です。
でも絵だけじゃなくて、芸術と呼ばれるものはどれもそんな感じですよね
名曲の誕生エピソードだって、「たまたまスタジオで誰々がこうしてて、それが良かったからアルバムにも使われた」そんなお話ばかりの気がします(笑)
個人的なことですが、獅子とかこの姥神の髪みたいなふさふさした白い長い毛を描くのが楽しいです
・・・というか好き。
鷺娘の白無垢の絵でもそうでしたが、「白」に陰影とか光の加減で色の変化があるのを描くのが好きです 白い毛はそれプラス『質感』を出すのが、いつ描いても面白いものです。
私には描きかけで放置している絵もいっぱいありますが、このようにいつ何時でも、何かがきっかけで急に仕上がってしまったりします(笑)なので「あの絵、描きかけで放置してるでしょ~~」というご指摘はなさらずに 皆様におかれましては、気まぐれな製作者であるワタクシにはどうぞごゆるりとお付き合いいただけたら幸いで御座います
それでは皆さん、良い1日を~
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