女方には5種類あるそうです♪
傾城 (遊女、花魁の役)
女方の中で一番難しいのですって。衣装だけでも40キロくらいあるのもざらですって!
そんなのを着て優雅に歩くだけでも大変だと思います
坂東玉三郎さんの遊女阿古屋
こちらは「傾城」
傾城とは、前に書いたことがありますが、城が傾くほど入れあげるいい女のことです
はまっちゃったら仕方ない
ワタクシは門之助さんに惚れ込んで遠征をしている身ですので、歌舞伎の物語に出てくる『傾城に入れあげる男の人』の気持ちが(立場はもちろん全然違います。私はただのご贔屓ですので)ちょっと解ります。「籠釣瓶花街酔覚(かごつるべさとのえいざめ)」なんてすっかり次郎左衛門の気持ちで見てしまうのですよ(笑)素敵な人に惚れるのは、今も昔も同じですもんね
女武道:武家の女房役
強くて、きりっとした武家女房。まさに「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の政岡とか。
(六代目 中村歌右衛門さんの政岡)
この写真を見るだけでも、巧そう。
政岡の緋色の着物に負けてない感じが伝わってきます。醸し出すものが・・・
昭和初期の尾上梅香さんの政岡。
随分小さな舞台での上演かと思われます。(金丸座くらいの大きさ?)
子役2人が並んでいるのが可愛らしいですね。
政岡・・・私はそんなに好きな役柄ではありません。でも女形の役者さんにとっては大役なのですよね。
私が政岡を好きではない訳。あんまり可愛げがないからです(笑)
世話女房:世話ものに出てくる女房役。
画像は、これ、この可愛らしい顔立ちは七代目(先代)の門之助さんですよね?
古書の中の写真にありました。多分そうだと思います
何の演目かはわかりませんけれども・・・女房役ですよね
私の大好きな八代目のお父様です
可愛らしい女形さんです。
娘方:町娘や姫(武家の娘)などの若い女性の役
市川笑也さんがこの娘役にぴったりですね(@「京人形」)
娘らしさ、可愛らしさは澤瀉屋ナンバーワンだと思います。
(@「女伊達」)
悪婆(あくば):年齢問わず、悪い女(毒婦)のことをこう呼びます。
市川猿之助さん(四代目)の悪婆、いいんですよね!うまいなと思います。
画像は「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」より土手のお六。
悪婆の衣装は、大体この紫のチェック模様なのですって。なのでこの衣装の女性が出てきた時は悪婆である可能性が高いです(笑)もちろん普通の女房役でもこの衣装は用いられてますので、一概には言えませんが。
あれ?我がご贔屓様の当たり役、「ヤマトタケル」の皇后も悪婆になるのかしら?意地悪ですもんね~
(綺麗が勝って素敵ですが)
女形の役の内訳でした(笑)
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