山伏大和坊@「黒塚」油絵 | 油絵で歌舞伎! KABUKI OIL PAINTING

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絵師のはしくれ、西本竜雲のブログです。自分で描いた歌舞伎役者絵をこちらでご紹介させていただきます。ほぼ毎日歌舞伎関連のことを綴ってます♪★励ましのお便り、歌舞伎の役者絵(油絵)のご依頼等はryuun . kabuki . pictures@gmail . com まで♪←スペースなしで

たった今、完成しました~!! 嬉しいっ音譜


私、油絵が完成した瞬間はいつも「よっしゃ~!!」ってガッツポーズなんですよ(笑) 

どの絵を描く時も、それほどまでに完成という瞬間は嬉しいものなのですクラッカークラッカー 



2012年 七月大歌舞伎 夜の部の「黒塚」より山伏大和坊(市川門之助さん)です。

油絵で歌舞伎! KABUKI OIL PAINTING-DCIM1592.jpg

いかがでしょうか?


今から乾かしに入ります♪ 


歌舞伎の絵の場合、衣装の柄を描くといきなり絵がピリッとします。なので柄を描くことが非常に大切だと、私のスタイルの油絵に関しては思います。この絵の場合ですと、総柄ではなく、中の着物にだけ柄があるので、これがあるとないとでは絵としてのまとまりが段違いに変わります。


これが柄を描く前の段階の絵ですコレ 拡大して見てみて、上の完成版と見比べてみてください。
油絵で歌舞伎! KABUKI OIL PAINTING-DCIM1589.jpg
何か足りない感じでしょう?しまらない感じ。

(あ、思わず姥神様の写真が部分的に写り込んでしまいましたあせる


人物画を描く時に意外と大切なポイントのひとつに「耳」があります。


・耳の位置を間違えてしまう

・耳の高さを間違えてしまう 

・耳のを間違えてしまう


これらは全て致命傷になります。このポイントを間違うだけで別の人物になってしまう可能性があるからです。けっこう大事なワンポイントなんですよハート


歌舞伎も、女方は耳が隠れていますが、立役は耳が出ていることが多いかと思います。なので、ご贔屓役者さんを描かれる時には、皆さんもこのポイントを大事に描いてみてくださいラブラブ


竜雲でした♪それでは、また~音譜


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