昔、株関係の仕事を始めた当初は毎日大引け後二千銘柄程度のチャートを見て良さげなものを抽出する作業から始めてました。
最初はチャートの形だけ、そのうち出来高の推移、そして段々日々見る銘柄は少なくなっていき、週末に普段見ていない銘柄の出来高に注目し隠れた初動銘柄を探し出す。
今考えたら気の遠くなるような作業。
更にテーマ別にピックアップした銘柄を監視。
当時は
原発関連
不動産関連
IT関連(ここは更に細分化)
橋梁関連
海運・倉庫関連
防衛関連
大きく 内需・外需関連
などなど、セクターやテーマ、バルチック海運指数など指標で左右される銘柄など(今なら仮想通貨関連など)に振り分けていつどんな材料が出ても対応できるチェック体制を敷いていきました。
でも、何でこんな事をするのか?
全ては「流れに乗る」ため
だったんですよね。
低位株の僅かな出来高から初動を読んだり、これから成長しそうな事業分野を探ったり、企業に直接尋ねたり・・・。
どれだけ調べて予想しても、株価を作るのは自分たちじゃないんですよね。
人が作った流れに乗るしかない。
チャートから人の気持ちを読み解く、みんなはどっちの流れなのか、反対の考えの人はどんな気持ちか?
本当の相手は分からないので正解は無いんですけど。
何だか「流れ」って事、忘れてた気がします。