今後の急成長が予見されるので アドウェイズについての2度目の投稿を行います。
品質管理を構築したウォルター・シューハート、エドワーズ・デミングらが提唱した「PDCAサイクル」とは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4段階をらせん状につなげ、そのサイクルを1周ごとに向上させ、継続的な業務改善を行うという考え方です。
ソフトバンク ではこの手法を超スピードで回す「高速PDCA」 を六万人超の社員に使用することで30数年で8兆円企業に導けた としています。
具体的には
(1)新商品の一覧から売れそうな商品を1つ選ぶ
(2)新商品の1ヵ月の販売目標を立てる(PLAN)
(3)選んだ商品を売り出す(DO)
(4)1ヵ月後、新商品の売れ行きを検証する(CHECK)
(5)売れなかった理由を分析し、より売れそうな新商品を売り出す(ACTION)
(6)(2)~(5)のプロセスを繰り返して、売れそうな新商品を探す
ということのようです。
アドウェイズが、2017年5月に提供を開始したモバイルアプリ向けの全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」は、機械学習による「超高速PDCAサイクル」での運用型広告の最適化 と 徹底したアドフラウド(広告詐欺)対策を売りにしており、現在では 月間買い付け可能トラフィックが2,800億impの国内最大級の規模を誇るマーケティングプラットフォームとして前期比167%の急成長を遂げているようです。
アドウェイズでは主力のアフェリエイト広告事業、スマートフォンのアプリ向け代理店事業からアドプラットフォーム事業(UNICORN ユニコーン)と海外向け事業への注力転換が図られているようですが、「UNICORN」の提供元であり、アドウェイズの100%子会社である Bulbit株式会社のCEO 山田翔氏は ツイッターで「漸く戦える土俵に上がったかな」と述べており、ユニコーンの本格的な成長はこれから始まるのだと思われます。
Apple社が提供する「Apple Search Ads」」の日本での広告運用が、7月26日午前8時からSearch Ads Advancedが、そして8月23日午前2時からはSearch Ads Basicが始まっています。
Appleの広告事業は昨年10億ドル近い売上があるようです。 Googleなどの広告事業の売上に比べれば まだまだ小さいものの日本のモバイルのOSシェアでiOSは約7割近いというようなデータもあるわけで、検索語句にあわせて広告が出すという手段が出てきたことはアプリを開発・提供している日本の広告主にとっては非常に魅力的だと言われております。
この魅力的で急成長を遂げている「Apple Search Ads」」に対してアドウェイズでは 広告運用を最適化する「STROBELIGHTS 4A(ストロボライツフォーエー)」をリリースしています。
「STROBELIGHTS 4A」においては 入札キーワードの繊細な管理を可能にするキーワードマネージャーを先行リリース。今後は、同社が保有するサービス(ターゲティング拡張ツール「インフィニティエクスパンション」、自動運用最適化AI「ハンズ」、アプリ分析ツール「マジックブック」との連携等、数多くの機能をリリースしていく予定ということです。
サイバーエージェントやオプトも「Apple Search Ads」」での広告運用システムの開発、連携を行なっており、「Search Ads」が今後 「金のなる木」となるであろうことは容易に想像出来ます。
* Post-script
アドウェイズ 大量保有報告書のお知らせ
大和証券投資信託委託
義務発生日 保有割合(前回→今回) 保有株数 提出日時
2018/09/14 ― % → 5.05% 2,101,900 2018/09/21 09:11