今回は大泉製作所投稿でも多少コメントしましたSEMITECについて語りたいと思います。

 

主力は産業、OA機器、HEV・EVセンサーですが、今後の成長エンジンは明らかに血糖値測定器向けセンサーやカテーテル向け薄膜センサー等の医療用となりそうです。

 

 

国際糖尿病連合(IDF)によれば,2035年には世界で5億9190万人,10人に1人は糖尿病という時代がやって来るようです。

昨年の9月にアボットの微侵襲持続血糖値測定器「FreeStyleリブレ」が保険適用となりましたが、採血の必要のない この装置への患者さんの関心は非常に高いと聞きます。 

問題は「なんでこんな赤字になるような診療報酬体系なんかな?」という経営サイドの疑問でありまして、保険適用が有難迷惑なのは今に始まったことではないのですが・・・・・SEMITECとは関係ないので この話はやめときます。

 

CGMデバイス(持続血糖値測定器)市場には SEMITECクライアントのオムロンやパナソニックもおそらく参入すると思われますが、糖尿病予備軍、健康志向の方への普及も予測されますので非常に大きな市場が誕生すると思われます。

 

SEMITECでは 血糖値測定器向けセンサー売上は今期から3年連続で倍増するとしていますが、その可能性は結構高いのかもしれませんね。

 

 

またSEMITECのクライアントには、豊田通商、パナソニック、ホンダの他  トヨタ・パナソニック連合のハイブリッド用バッテリー世界シェアNo.1のプライムアースEVエナジー株式会社もあるので、今後のHEV・EVシフト化で大泉製作所同様 恩恵を受けるのは言うまでもありません。