2023年6月30日から「日経連続増配株指数」と「日経累進高配当株指数」というものが公表開始されました。
日経連続増配株指数
日本経済新聞社が2023年6月に算出・公表を開始した株価指数。
国内証券取引所に上場する銘柄(TOKYO PRO Marketを除く)のうち、原則として10年以上連続して増配する企業70銘柄を対象に算出。
連続増配とは?
前期よりも配当が増え、それが複数期にわたって続くこと。
配当を増やし続けられるほどの業績の安定性、堅実性が魅力として挙げられ、優良企業が多いイメージのある銘柄群。
連続増配で有名な銘柄
花王(4452)
連続増配年数 33年(2023年現在)
日経累進高配当株指数
日経累進高配当株指数は、日本経済新聞社が独自に開発した株価指数。
国内に上場する銘柄のうち、10年以上連続して累進的な配当を続ける銘柄を母集団に、予想配当利回りが高い30銘柄を対象に算出。
年1回6月末に銘柄を入れ替え。
愛称「しっかりインカム」
累進配当とは?
累進配当とは、減配せず、増配か配当維持を続けること。この指数は安定性と将来性が評価され、投資家からの人気も高まっている。
累進配当で有名な銘柄
武田薬品工業(4502)
累進配当年数 41年(2023年現在)
この2指数は、安定的に配当を貰える銘柄や高配当株が組み入れられています。
業績も安定していますので長期投資に向いた指数といえますね。
今回は「日経連続増配株指数」の組入銘柄で、以下のスクリーニング条件で大体絞り込み、私が気に入った24銘柄をピックアップしてみました。
- 10年チャート右肩上がり
- 業績安定
- できれば株主優待あり
- 配当2.5%以上
異論はあると思いますので参考程度にご参照ください。
※組入銘柄などはこちらのサイトで確認できます。
一通りファンダメンタルズとテクニカル分析をしてみましたが皆優良企業で財務も良好です。
配当も連続で増配しているので安心感があります。
ただ現在下落している銘柄が多数ですので今はまだ待った方がいいかもしれません。
配当月ですが
青山財産ネットワークス(6月12月)
セントケアホールディングス(3月単月)
以外は全て3月9月になります。
2023年12月現在、日経平均が不安定な状態です。
各銘柄のチャートも崩れているものも多く、今すぐに保有は考えものと思います。
直ぐに保有するのではなく、じっくり様子を見てからにしましょう。
それにしても、この2指数の組入銘柄は、どれも魅力的な銘柄が揃っています。
私のお気に入りのSBIグローバルアセットマネジメント(4765)も組入られていて嬉しいです。
また「日経連続増配株指数」の投資信託があります。
自分でピックアップするのが面倒な方にはいいのではないでしょうか?
この記事は特定の銘柄を勧めるものではありません。
投資はあくまで自己責任でお願いいたします。
異論はあると思いますので参考までにご覧下さい。