現在43歳のボンズが来季ジャイアンツで16年目のシーズンを迎えるのかどうかは、この数カ月にわたって議論されてきたが、マゴワン・オーナーとサビーンGMは、もしチームが4年連続でプレーオフ進出を逃す事態になれば、何らかのてこ入れが必要であろうと述べるにとどまっていた。
マゴワン・オーナーはこの日の会見の席上、「別れをいうのはいつだってつらい。だがときには、別の方向へ歩き出すことも必要なんだと思う」と、チームの功労者との別れを惜しんだ。
ボンズは自身のウェブサイトに寄せた文章の中で「オーナーから、今季の私のプレーは球団の期待を超えるものだったが、これが最後のシーズンだと言われた。残念だが、ビジネス上の判断を尊重する。しかし、これがたった今、決まったものだとは思えない。もう少し早く言ってもらえていれば、人生で最高の日々であった15年間をともにした多くのファンや関係者にさよならが言えたのに」と、球団に意向を告げられたタイミングが遅かったことを暗に批判している。
またボンズは今後の現役続行について「私のホームであり、多くの重要な瞬間をファンと分け合ったサンフランシスコで、ジャイアンツの一員として引退したかった。だが私にはまだ野球をできる力があるし、現役を続けたいと思っている。ワールドシリーズ制覇という夢がある限り」と、心境を語っている。