本マリナーズのイチロー外野手(33)は3日(日本時間4日)、ロイヤルズ戦で3打数2安打で打率・3693。タイガースのオルドネスを2毛差で上回り首位打者に立った。
 どんな試合展開になろうとも集中力の高さは変わらない。
 10点を追う五回の打席。イチローがカウント1-1から外角低めの直球を流し打って左前へ運んだ。三回の左線二塁打と合わせて今季42度目の複数安打で打率は・3693。この日まで2厘差で追っていたオルドネス(タイガース)は3打数1安打で・3691となり、わずかに2毛差で上回り、今季初めてメジャーの頂点に立った。
 敗色濃厚の展開に五回の打席後にはベンチに下がった。3-17での大敗後、首位打者に立ったことを伝えられたイチローは「ああ、そうですか」。表情を変えることなく、一言だけを残して球場を後にした。
 打撃に関してイチローが「感触」のよさを口にしたのは5月7日、ヤンキース戦の試合後だ。その時点での打率は・262。そこからの54試合の打率は・419(229打数96安打)。確信に満ちた手ごたえ。3年ぶり3度目の首位打者に向けて視界は良好だ。