メキシコの富豪カルロス・スリム氏が保有資産で米マイクロソフト<MSFT.O>のビル・ゲイツ会長を抜いて世界首位になったことが明らかになった。スリム氏の資産は推定678億ドル(訂正:約8兆3000億円)で、ゲイツ氏を約8億6000万ドル近く上回るという。
メキシコ人の金融資産に詳しいオンライン金融情報出版Sentido Comunが2日報じた。
今回のスリム氏の資産増加は、同氏が保有する中南米最大の携帯電話会社アメリカ・モビル<AMXL.MX><AMX.N>の株価が3─6月の間に27%上昇したことが背景という。
米フォーブス誌の4月の発表では、スリム氏は米著名投資家ウォーレン・バフェット氏を抜いて2位になったものの、首位のゲイツ氏には及ばなかった。
メキシコは貧富の差が激しく、一部の富裕層が富の大部分を掌握する一方、国民の約半数は1日当たり5ドル未満で生活している。
