本7回、センター前ヒットで出塁したイチローは、二盗を試みるも失敗。連続盗塁記録は45でストップしてしまったが、その背景には、エンドランの失敗という自分ではコントロールできない運命が潜んでいた。
「盗塁でアウトになりたかった」というイチローの苦笑は、軽いようで重い。サインが伝えられたとき、イチローは目を疑ったそう。
「あそこは3点差。ランナーを溜めたい場面だったのに…」
 いやな雰囲気を感じたというイチローは、「もう、これでひょっとしたら終わるかも」と直感。それは次の瞬間に現実となった。
 バートロ・コローンの投じたカウント1-2からの4球目は、たまたま外角に遠く外れる。しかし、そのコントロールミスにより、ボールはまるでウエストしたかのような球に。打席のホセ・ビドロにイチローをフォローするチャンスはなかった。
「それでも振るべきだったかもしれない。でも、振ったとしてもバットに当てることができたと思えない。それぐらい、あのボールは外れていた」
 セカンドベース上。イチローは、待ち構えられるようにしてタッチされる。ノーチャンスの盗塁死。そこからダッグアウトに戻るとき、イチローは何を考えたのか?
 そう問われると彼は、「ランナーを溜めたいところなのにって、思うよね。どう考えても」。
 サインを見たときに感じた違和感を、もう一度、繰り返した。

 いずれにしても、試合終了までには落ち着いて、イチローも気持ちを整理した。
「残念とも考えられるし、こういう形って言うのは、しょうがないというか、できることがないんで、割り切りもできる。(逆に)盗塁失敗っていうのは、そういう意味では重いよね。そうでありたかったけど、ちょっと重くなる。でもまた、ちょっとやりたいなあって、思う。こういう形で終わると…」本

 サインを出した監督はイチローの記録を知っていたんでしょうかはてなマーク知っていたらこんなサイン出さないでしょうパンチ!イチローは記録に挑戦するのをすごい楽しんでプレーしているように感じるのでとても悔しかったと思います汗こうゆう形で記録が途絶えてしまうのは本当にイチローがかわいそうですあせる