サッカーの攻守・・・パラボリック | 株式祇園精舎

サッカーの攻守・・・パラボリック

今回の「テクニカル勉強中」では、パラボリックについて検証してみたいと思います。


パラボリックはドテン(売り転換・買い転換)を察知し、その転換点でポジションを取っていく手法です。


4963 星光PMCについて検証してみましょう。チャートの直線は終値、オレンジ色のドットはSAR(ストップ&リバースポイント)をあらわしています(自作ですので見にくいかもしれません。画像をクリックして拡大表示できます)。


パラボリックです。クリックで拡大表示。  

SARが終値の下にある場合は買いポジション、上にある場合は売りポジションです。SARが終値にぶつかるとポジションが変わります。SARは加速因数により放物線のような描き方をします。


つまり、ポジションの転換点で売買を行うことにより収益をあげるといった方法です。


サッカーで例えると、自陣のゴールからパス・カウンターを通して相手のゴール向かって攻めていき、そしてシュートを放つか、相手に主導権が渡されたときに攻守逆転となります。


攻守逆転からは守りに入ります。そして相手側が自陣に向けて攻め込んでいく、その流れがパラボリックであると思います。
特に攻守逆転時の動きがとても重要になってきます。いま、ボール(現在の株価)がゴールライン(SAR)に向かってどこにあるのかを見極め、攻守がいつ逆転するかを知ることが仕込み場のタイミングといえるでしょう。


ただし、ボール回しが中盤でのせめぎ合いになった時は攻守がはっきりしません。このような時はトレンドが発生しておらずパラボリックを使って売買するのは無駄になってくるので、オシレーター系分析を使ってみるのがいいかと思います。


パラボリックはトレンドが発生している時には強いですが、もみ合いには非常に弱いです。要は試合展開が分からないときにはサイクル分析が必要となるのでしょう。


いよいよ、サッカーの日本代表の試合が行われます。非常にどきどきします。もみ合いなのか一方的な攻守になるのか?パラボリックの視点と似ていますね。


それでは。