AKB商法のすごさ | 『九州はこんなにも素晴らしい』を一人でも多くの方に 笑売繁盛本舗 エクサイトのブログ

AKB商法のすごさ

2011年6月30日のメルマガより


今大人気のAKB48ですが、AKB商法と呼ばれているものについて。


AKB商法とは(Wikipediaより)
AKB48関連の商品は、特典を付けることにより、
熱心なファンが同じ商品を複数買うように
誘導する手法が創生期の頃から取られており、
これが一般にAKB商法と呼ばれている。


例としては、

握手券や選挙券を目当てとして、

一部のファンが1人で数百枚から数千枚を購入したりしています。


複数購入はお客さんの意志によるもので

販売者側が強要しているわけではないのですが

AKB商法については各方面から強く批判されています。

でも批判しているのは第3者がほとんどです。





AKB48本人たちは人気を取るために一生懸命歌って踊って



それをみてファンになった人たちはそれを心から応援する。



経営側は売れるためにはどうすればと本気で考えたと思う。






お金の面を除いたらすごい綺麗なんですけどね。




有名だから批判が目立つというのもあると思います。



もう法律が正しいが正しくないかが分からない時代ですので、



自分がどう感じるかが大切だなと思います。


なーんか暗くなってしまったんですが、


最後に興味深い意見を拾ってきたので貼り付けときます!




早稲田大学の若林幹夫教授(社会学)は
著書『社会学入門一歩前』でスター、カリスマ、独裁者論を展開。
ブランドやアイドルへの熱狂の本質を喝破した。



その一部を紹介。




ブランドやアイドルそのものが「すごい」のではない。


みながすごいと言うからすごい。


「すごさ」は世間が「すごいと思うこと」の後から現れる。


「よくわからないけどありがたい」という、


すごいものによる世界理解は、


「わからないことに耐えられない人」に絶大な力を発揮する。


それはファシズムや全体主義への熱狂、陶酔と無縁ではない。



「偉大さ、崇高さなどの


過去のスターやカリスマにあった『すごさ』は、


江戸時代から明治、昭和と時代を経るごとに、


どんどんフレンドリーなすごさとでもいうものに変調している。





それは、我々の方が

『あんなに偉い人はたまらない、耐えられない、目指したくもない』

と変わってきたから」




すごさの「物神化」で熱狂することに変わりはない。


またそこに危機感も持っていないと言う。


「宗教や政治を始め、元来人間は『すごさ』を求める存在。


そういうワナがあることを、クールに、知識として持っていればいいんだと思う」