Ｓｔｙｌｅ．Ｃａｔ．＝ ポビシ！＝ Ｖｏｌ．２
この妖しそうな椅子。
そう、私、ヨモギ蒸しを
とうとう体験してしまったのです！
ワイドショーで見たことがあるのですが、
本物は初めて。
照明が 籐のランプ風で
室内は薄暗いんです。
そして、なんといっても
ヨモギの香りがいいんです。
杵でついたお餅の中に刻んだヨモギを加えて
その中に 自分の顔をつっこんだような～
「身につけているものをすべてとって、
このマントをかぶってください。
必要でしたら紙の下着をお使いください。」
淡々と説明をしてくれた異国風の日本人女性。
言われた通りにマント姿に。
ピンクのてるてる坊主のような私は、
説明された通りに、椅子に腰を・・・・
でも、こわいの。。。
何がって 座るのが・・・
円形の穴から熱い空気が出ているところに
座るのは、勇気がいるわけです。
やけどしそう・・・
もじもじしながら
「あのう～、なんだか熱そうで～」
「ああ、穴の上には座らないでくださいね。
すごく熱いですから。」
と 淡々と説明してくれちゃうんだから。
でもよかった。
質問しなかったら、どっかり穴の上に
座ってたところだった
（ヨモギ焼き餅になっちゃう）
椅子の下には、薬用のヨモギと漢方薬を混ぜたものが
蒸されているとか。
じわじわ下半身から暖まってきて、
１０分も経つと汗が出る、出る。
体中の血行がよくなっていることを実感。
幻想的な空間の中に
汗だくのてるてる坊主の私。
この日は、他のお客さんがいなくてよかった～
ヨモギでモチッとした美人肌に・・・というよりは
デロンとした素顔の顔の赤い酔っぱらいのイメージでしょうか。
この年齢になると、
みずみずしさを取り戻すより先に
汗が流れる方向に、肌もベロン、デロンと
重力にさからえなくなっちゃうのね～。
薬用ヨモギの強い殺菌力は、
ニキビ（いえ、吹き出物）を
すっかり治してくれまして、
さらに、冷え性にも効いて
身体は ほっかほかに。
クセになりそうなヨモギ蒸しは、
偶然チタン靴下と同じ
２０分２３００円でした～。