BABEL | 手帳~思い出~

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菊池凛子さんがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされて話題になった映画「バベル」をみました。



一丁の銃を軸にして、モロッコ、アメリカ(メキシコ)、日本で3つの物語が同時に進行し、

やがて一つの結末に収束していくような物語展開で、先の展開と結果が読めなくてひきこまれるものがあった。




映画の題名「バベル」は聖書で神の怒りをかって人々の言語がバラバラにされ一つにまとまっていた人類がバラバラになるというバベルの塔であるが、

この映画の描きたい主題は「つながりあえない人々」ということなのだろう。

そのことを多くのテーマ(問題)で表現しているが、

しかし、逆に映画は多くのテーマが含まれすぎていて少し消化不良になってしまう感じを受けた。

俺が感じただけでも、

・夫婦愛(家族愛)

・アメリカとイスラム

・少数民族への迫害

・障害者
・若者(非行)

・移民

など様々なテーマが盛り込まれていた。


たしかに深い内容だったけど、結末はなんとなくまとまったようで、

でも一方、すっきりしない結末。

まぁ自分で考えろってまる投げ系の映画なのかもしれないけど、

見終わった後なんとなくすごくモヤモヤする映画でした^^;