今日突然の破産手続きの開始を宣言した 大証2部 4790 グレース に関して
これから投資家として株式市場に関わっていく(いきたい)上での自分自身への勉強のため、
いろいろと調べてみたいと思う。
このグレースに倒産の兆候はあったのか?
そしてこのような会社の見分け方とは?
ニュースをみてからざっとこの会社について調べてみたのですが、
素人目にもとても怪しい。
この会社は建築会社の持ち株会社だが、
昨今の建築不況で業績の悪化による倒産なのだろうか?
破産理由はグループ会社への貸付金が回収不能になり資金繰りが悪化し、
12日不渡り(1回目)をだすことになり、あっさりと破産申請。
会社更生法等の申請はせずいきなり破産です。
なお子会社は会社更正法の適用をしんせいするみたいですがなんか変です。
ここからは個人的な憶測ですが、
なんか計画的な倒産のような気がする。
資本市場を利用して金を搾取し、用なしになったところで会社自体を解散して手仕舞いみたいな感じじゃないかな?
この会社は03年に2000分割という超大幅な株式分割。
M&Aなんかを利用して見かけ上の連結の企業業績は成長しているよう見える。
この点、
ライブドアなんかと同じ匂いがするんだけどなぁ。
あと直接な倒産理由とされるグループ会社への融資だけど、
グループ会社への融資と言う形で、グループ会社へ買収した会社その他会社の資金を移動させ、
そのグループ会社で会社資金を不正に支出して流出させてわざと倒産させたんじゃないのかな??
で当然流出した資金は首謀者のもとに還流していると。
こういった可能性はないのかな??
とにかく
まず1つ目の教訓として、
06年1月の制度改正以前、特に大幅な株式分割をおこなった企業に投資するときはよく考える必要がありそうだ。
思いつく例として
ライブドア 上場廃止
ライブドアマーケテイィング(バリュークリック) 上場廃止
ゼクー 倒産
モスインスティテュート 継続疑義
スカイマーク 継続疑義