◎米休場を考慮上値志向と短期両面で
先週末の米国市場が中国預金準備率引き上げをこなしたうえ、週末にはアイル
ランド支援にも進展が見られるなど、外部要因の落ち着きとともに活況を呈し
た本日の株式相場ですが、株価指数には引き続き金融緩和を切っ掛けとする「
巡航速度の上昇」が見られたものの、日米の祝日休場を見据えた選別物色も見
られました。

日経平均株価は続伸。前営業日同様に「寄り付き天井」の意識も高まりました
が、取引時間中の中国市場が落ち着きを見せたこともあり、リスク選好の流れ
は継続。ボリンジャーバンド+2σ(10118.16円)との位置関係から上値の重
さも見られたものの、明日に祝日休場を控える需給環境を踏まえれば「合格点」
を与えられる内容だったのではないでしょうか。

さて、前営業日配信版では「上向き意識続く 来週は休場の影響を考慮」と題
していました。「寄り付き天井」となった前営業日の調整要素でもある外部要
因ですが、当欄で「あくまでも一時的な調整要素と理解して接すべきでしょう」
と記していたように、やはり上向き意識の全体観を崩すまでには至りませんで
した。

「取引時間外の動きでは、為替相場の反応・結果を見ながら、投資家心理の変
化を探っていく状況ではないでしょうか」とも見ていたように、米国市場の結
果や週末報道を受けてリスク選好のユーロ買いが広がるなど、外部要因に気を
配っていれば本日の上昇も想定できたのではないでしょうか。

とはいえ、株価指数に関しては、前述したボリンジャーバンド+2σとの位置
関係、明日の祝日休場の影響は避けられず、巡航速度の上昇は見られたものの、
積極的に上値を追う力には欠いています。代わって、「限られた資金で人気化
する」テーマ物色や低位材料株、新興市場銘柄など休場前特有の「短期視点の
高まり」も見られました。

さて、翌営業日は祝日休場明けとなりますが、次は米国市場の木曜日に感謝祭
の祝日休場が控えています。全体観で臨むならば、セオリー通りにポジション
調整の影響を織り込んでおくべきでしょう。

しかしながら、世界的な調整要因も着実に後退していますし、休場明けには「
巡航速度の上昇」も見込まれる状況です。引き続き外部要因の影響が確認でき
る為替相場など海外市場の結果を確認しておきたいところ。

投資戦略としては、株価指数が「巡航速度の上昇」が見られると同時に上値の
重さも見られるなかでは、引き続き新高値銘柄、好需給銘柄、出遅れ銘柄など
「上値を伸ばせる銘柄」を物色の軸とするスタンスに変更はありません。

ここに、祝日休場の需給関係を含めると、短期視点での物色が期待できるテー
マ性や低位材料株、新興銘柄なども候補となります。リスク限定や短期の時間
軸を徹底するならば、「上値を伸ばせる銘柄」との両面戦略も有効でしょう。
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↓本日は寄り天でうまく動けませんでした。勝負は明日以降に。

マリオ3D
       ↑3Dってこうゆうことかな?(笑)

◎映画上映、テレビやPCで発売して珍しくなくなった3D。一ブームで終わってしまうのか…

任天堂が新型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を,2011年2月26日に発売する。裸眼での3D表示が可能な3DSに対するエレクトロニクス業界の期待は高い。苦戦が続く3D対応機の市場が,立ち上がるきっかけになる可能性があるからだ。任天堂にとっても,3DSは主力事業であり失敗は許されない。事業の垂直立ち上げを目指し,ハードウエアとソフトウエアの両面に工夫を盛り込んだ。
 裸眼での3次元(3D)映像表示に対応する任天堂の新たな携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」(以下,3DS)。発売を目前に控え,機器メーカーやディスプレイ・メーカーなどの多くの3D関係者から注目を集めている。

 “3D元年”と呼ばれる2010年に入ってから,テレビやパソコン,カメラなど3D映像対応の民生機器が次々と製品化されているが,いずれも市場で成功を収めているとは言い難い。こうした状況下で発売される3DSは,「3D対応の民生機器として,世界で初めて大量販売される」(立体映像/CG/VFXジャーナリストの大口孝之氏)製品となる。2004年の発売以降,1億3000万台以上を販売した「ニンデンドーDS」シリーズの後継機である3DSが成功するかしないかは,3D対応の民生機器の今後を占う試金石となる。

 3DSが首尾よくヒットした場合,その波及効果は計り知れない。まずは携帯機器を中心に,裸眼3D機能を標準搭載する動きが加速していくだろう。特に携帯電話機やスマートフォンでは,3D映像の表示機能や撮影機能が搭載されるだけではなく,無料ゲームやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)といったコンテンツの3D対応が急ピッチで進む可能性が高い。


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