先日、薄茶色のかわいい野ウサギの親子を見つけました。

大自然の中を思いっきり走り去るウサギを見てたら、なんだかすがすがしい気持ちになりました。

 

そう言えば子供の頃読んでもらった『ウサギとカメ』。

こちらは結構深いお話ですね。

 

Chakoさん 「私、子供の頃、なんでカメは、ウサギを起こしてあげないんだろうと思った。」

私 「そりゃあ、カメの策略だったからじゃないですかね。」

Chakoさん 「策略??」

 

私 「どう考えたってカメには、勝ち目がないのにヤケに自信ありげに応戦するじゃないですか。しかも、本番レース中に相手が、突然昼寝って。これはもう、カメが、盛ったんですよ。」

 

私 「カメって甲羅の中にあまりにも周到にいろいろしまっていて、それで重くて早く歩けないんだと思ってました。ハイ、子供の頃」

 

 

 

 

 

 

 

この時期、雨がたくさん降るせいか、雑草が元気よく伸びます。

刈ってもむしっても間に合わないスピードです。

 

鬼の形相でカマを振り回す私を見て、優しい相方のChakoさんは、ほっこり

『雑草って呼んでむしっちゃうの、人間の都合だよね。』と言います。

『そうですよね。おいしかったら大切にされるのに...』と私。

大切の基準がいつもそこ?!

 

『人間だってそうじゃないですか、男は美人ばっかり大事にして、ウチらいつもひどい扱い受けてきましたよね。』...ついうっかり、先輩にも暴言を発していたかもしれない私。

 

自分で言うのもなんですが、私は生まれてこの方『きれい』とか『かわいい』とか言われたことがありません。

 

容姿のことで褒められたことといえば『体格がいいね』だけです(しかも、結構言われている)

『体格がいい』って、褒めらた気がしない...

 

しばしの沈黙の後、なんとなく、やりずらくなった草むしりを再開しました。

 

いつも通り剪定ばさみで篠竹を切り進んでいたら、うっかり鳥の巣のあるところまで侵入しちゃいました。

 

茶色い親鳥が卵を温めていたらしく、ものすごい勢いで飛び立ちました。ニワトリの卵より二回りくらい小さい卵5つでした。どうしていいかわからず、慌てて草などをかけて覆い、その場をはなれたら 親鳥がもどってきました。大きな鳴き声で威嚇して...

 

後日、カボス畑のオーナーが篠竹で取り囲み、周りを草で覆ってくれていて、ほっとしました。

 

オーナーは私たちのことが心配で...というか、善意の元に畑を荒らしてないか...日曜日ごとに素人の私たちの仕事のフォローに来てくれているようです。大きな木を切ってくれたり、機械で草刈りをしてくれたり、通り道を作ってくれたりと、さすがにプロは違います。

 

感謝!!感謝!!

 

 

最近見つけたネーミングが大胆な焼き鳥屋さん...

 

炭火焼き鳥屋...

 

 

 

 

 

結局、私たちは、想像していた面積の100倍くらい広かった荒野で30本くらいの生きたカボスの樹を見つけました。

「カボスちゃん、頑張るんだよ!!」

 

梅雨に入り、カボス畑に思いっきり草が生えました。まったくもって、のんきに『くさはえるwww』などの状況ではありません。

 

持っている道具といったら家庭用の剪定ばさみと小さな鋸ガマ。それとプロ仕様のものは使いこなせないので、買い足す道具もなんとなく中途半端な便利グッズみたいなものばかりです。

 

誰にも頼まれもしないのに、今日も2人でせっせと、つる草を切り、篠竹を切り、雑草を刈ります。

そして、そのたびに住処を追われた虫たちがゴージャスにまとわりつきます。

 

そのため、腰から蚊取り線香をぶらさげ、ますます、誰にも会いたくない格好...になりました。

 

『蚊取り線香』の香りには、遠い日の友人の記憶があります。

 

私たちが子供の頃は、夏になるとどの家も、ブタさんの形をした蚊やり器でキンチョウの蚊取り線香をくゆらし、虫除けをしていました。

 

私の友人は、メチャメチャ勉強ができたのでその日も家族が寝静まっても一人頑張って勉強をしておりました。

家の人に『寝るときは蚊取り線香をちゃんと始末してね』と言われたそうで、几帳面な彼は、きちんと紙に包んでゴミ箱に捨てたそうです。

 

それ以来、彼のあだ名は『蚊取り線香』。

長い長い時の流れの中でやっとネタにしても許される(かもしれない...)火事の話でした。

 

 

 

 

今から10年くらい前でしょうか?知り合いの方が、120本ものカボスを植え、ここいら辺では珍しい作物にチャレンジしました。

 

ところが、順調に収穫は増えたもののカボス畑の持ち主さんの本業が忙しくなり、だんだん手が回らなくなってしまいました。

 

みどり色のカボスもさることながら樹で完熟した黄色いカボスは絶品でした。

果汁たっぷりでもちろん焼酎のソーダ割りが一番ですが、焼いた魚に良し肉に良し、生ポン酢を作って鍋に良し。

和洋食のどちらにもよくマッチしてテーブルに乗る日を毎年楽しみにしていました。

 

その大好きな黄色いカボスがこのままでは本当にまったく採れなくなってしまう!!

しかもお店ではなかなか手に入らないし。

 

なので!!

持ち主さんに無理を言って、昔の職場の先輩に無理を言って、二人で農業をはじめてみることにしました。