自然界では野生動物は生きている時間の約8割を食べることに使っていると言われています。
これには「獲物を探したり追いかけたり捉えて食べる」と言うことを全てを含んでいます。
本来であれば食べることにそれだけの時間帯エネルギーを使っているのですが、
家庭で飼われていると犬なら食事を食器に入れて与えればわずか2~3分で食べ終わってしまいます。
それでも「獲物を追いかけたい、捕まえたい」などの欲求は本能として残っているので、
残りの時間を退屈して過ごすことになります。
そしてそのエネルギーはいわゆる「いたずらすること」に注がれるようになります。
子犬はエネルギーの塊です。
それを防止するために、お仕事を与えましょう。
食事は毎回食事を食器に入れて与えるより、コングやビジーバディなどの食べ物を入れるおもちゃに入れて与えると
より長い時間食べることに熱中させることができます。
↓食べ物を入れるおもちゃ
また様々な場所のフードを隠し探させたり、投げて取りに行かせたりするのも良いでしょう。
また、食べ物を使って様々な教育ができます。特に多くのことを教えなければいけない、子犬の時期にはぜひ食べ物を教育のために使いましょう。
1日分をいくつかの容器に入れておき、そこから適宜与えるようにすると便利です。
トイレの成功のごほうびに、食事を守らないように練習する、クレートトレーニングをする、
夜まったりとした時間に体を触るトレーニングをする…など、
毎日少しずつ練習し続けることで
毎日の一歩は少しでも1カ月後は大きな一歩と必ずなります。
そして、犬猫との信頼関係も築いていくことができるのです。