犬猫の移動の時に使用するケージを、クレートと言います。




狭く囲まれた場所(クレート)で、静かにリラックスしていられるようにトレーニングすることを

クレートトレーニングと言います。

トイレのしつけや破壊行動防止に役立つほか、

病院で入院する時や災害時の避難など

さまざまな場面でも役に立ちます。


まずはクレートを用意しますが、クレートが快適であることが大切です。

サイズは、犬猫が中で立てて、方向転換できるものにしましょう。

大きすぎると中で排泄してしまったり、

持ち運びに不便なので、

ちょうど良いサイズを選びます。

そして中には、季節に合った素材の敷物を入れます。


クレートトレーニングの成功の秘訣は、クレートを好きにすることです。

無理やり入れるのではなく、自分から入ってくれるようにトレーニングします。

練習のタイミングは、

元気いっぱいの時に入れるのではなく、食後や排泄後、運動後などリラックスした時間に入れましょう。

中に入った時に「バタン」と扉が閉まってしまうことがないように、扉を固定するなど工夫して、

中に食器を置いて、クレートの中で食事をあげても構いません。

その際は食器は手前に置いて、犬が自分から頭を入れて(始めは頭だけでも十分です)食べられる位置にしましょう。

この時扉が閉まってしまうと、犬猫からしたら「罠にかかった😱」という感覚になるので、

次に入る時に警戒してしまうので要注意です。


猫は同様にクレートの扉を固定して、食器を中に置いておきましょう。

だんだん入ることが大好きになります。


クレートを出したら、喜んで寄ってくるようになれば成功です✨

我が家で昔飼っていた猫は、クレートを見ると逃げていくので、病院に連れて行く時などは捕まえるのに大変でした💦

ぜひ良い印象で終わるように、鳴き出す前に出しましょう。


長くなってしまったので、明日もクレートについてお話します💐