犬猫が食べると中毒症状を起こし、最悪の場合死に至るケースがあります。
食べ物に限らず、植物でも起こりますが、
今回は食べ物に関してお話します。
「少しだけ食べちゃった」でも
例えば2kgの体には致死量となることがあるのです。
食べ物では以下のようなものが中毒を起こすにで、充分注意しましょう。
①ネギ、玉ねぎ、ニラ、にんにく
食べると血液の赤血球という成分を破壊
②キシリトール
犬が食べると低血糖や肝不全
たまにおやつに含まれているものがあるので注意です!
③ぶどう(レーズン)
犬猫が食べると腎不全
④チョコレート
テオブロミンという成分が
消化器症状、痙攣などを起こす
⑤生魚
生魚の中のビタミンB1分解酵素(チアミナーゼ)により神経障害(腰のふらつき)
加熱すれば、安全(ビタミンB1分解酵素が失活)
⑥アワビ、トリガイ、サザエ、トコブシ
猫にあげると光線過敏症
貝毒が多い3-5月は特に注意
⑦卵白
生の卵白を食べると、水溶性ビタミンのビオチンが欠乏
加熱すれば安全
いかがでしょうか?
「机の上にあったチョコレートを食べちゃった」と動物病院を受診する方もいます。
つい、うっかりが命取りとなることもあるので、
動物がいる環境を整備し、充分注意しましょう。