10日の朝方くらいからプレ陣痛が来たので、念のため義理両親に来てもらってました。日中はまだ我慢できるくらいで、こちびは義理両親と一緒に近くのミュージアムへ。昼過ぎには本陣痛?っぽくなってきて、間隔もバラバラだけどたまに3分くらいの時もある。
辛過ぎて何回か病院へ電話したら、3回目に「3回目だと兎に角一度病院に来てもらって診察します」と言われた。しつこく電話して良かった真顔
この時点で夜の7時過ぎ、こちびにバイバイする余裕も無いくらい痛いし、我が家の急な階段をのっぽに支えられながらなんとか降りる。
病院までは車で10分位だけど、ドラマみたいに唸りながら乗ってました笑い泣き 


ちょっと配置は違うけど、今回選んでた部屋はこんな感じ(写真は借りてます)。Midwife Led Unitといって、普通のBirth Unitよりはもう少し自然にリラックスして出産に望みたい人にぴったり。しかもちょうど2つしかない広い部屋が空いてたので、バスタブもプールみたいでした。

入って診てもらった時点で、子宮口は5センチだったので家に帰されることなくて良かった滝汗 
陣痛も勿論辛かったけど、今回兎に角左のお尻から太腿にかけてが物凄く激痛でした。だから上向きも何も出来ず、右を下にした横向きのみ。Midwife と学生に体勢を変えると楽になるかもって色々やらされたけど、本当に脚が痛過ぎて…。良くあるって言われたけど、陣痛より痛いかもレベル!(産まれた瞬間に痛みが嘘のように消えたので、多分ビーンが何処かの神経を圧迫してたのかな?巨大児だから笑い泣き
バスタブにお湯をためてもらったので入ってみたら、言われた通り本当に少し痛みが和らいだのでびっくり。

ガス&エアーで痛みをコントロールしてたけど、だんだんそんなの効かない状態。前回はダイアモルフィンって言うモルヒネの筋肉注射をしたけど、今は使えなくなったらしい。確かにヘロインと全く同じ成分らしいからね。前回はそれを3回も使っちゃったせいで、途中からほとんど記憶が無い真顔 
それも使えないし、もう無痛にしてもらうって決意したところで。Midwife H が「無痛にするならこれから麻酔医がどれくらいでできるか確認するけど、1時間以上かかる事もある。もう一つの病棟まで移動して、麻酔を入れたらまた帰ってこないといけない。でもあなた次第だから自分で選んでいいのよ」と。明らかに、無痛おススメじゃない雰囲気。のっぽも「ちびが選んで良い」って言ってるけど、ほんとは副作用とか怖いからして欲しくないのはわかってた。
でも痛すぎるし、「もう無理だー。麻酔ー」って叫びながら訴えたら、Midwife Hが、「じゃあ今子宮口がどれくらい開いたか診てみて、それで決めればいいわよ」とアドバイス。
そこで内診。8センチまで来てたけど、あと2センチで何時間もかかる場合もある事を知ってたちび、やっぱ無痛にしてもらう気満々。
だったのに、Hがグリグリしてそのままちょっと破水させた。で、「もう破水したから無痛は出来ないわねー、でも大丈夫あなたならできるわー」って!!!!
心の中で叫びましたよ。「このビヤ◯チー」。しかも呑気に「後もう少しだよきっと」って言ってるのっぽも「コロスゲロー」って思ってました 笑笑  後どれくらいってHに聞いたのっぽ、「あと数時間ってどこかしらねー」って言われた瞬間、ちびから目をそらしたのは見逃さなかったよ。あの時の絶望感。
「痛みにコントロールされちゃダメ、痛みをコントロールするのよ」とか言われても無理〜

その後、しばらくしたらHが学生MidwifeのAに「鉗子分娩になるかも、部屋移動の準備もしておいて」って話してるのが、聞こえた。またあの恐ろしい鉗子分娩を経験しないといけないのかと思ったら、なんか一気に気持ちが高ぶりやってやるパワーが出て、あれよと言う間に産まれました。


前回は無痛で陣痛の痛みがなかったから、Midwifeの「プーッシュ」の掛け声に合わせてって感じでした。でも今回全くそんなの無しで、Hは「自分の体に任せれば大丈夫だから〜」って。結果その通りで、最後の数プッシュはもう自分でって言うより体が勝手に押し出したって感覚でした。


そして測ってびっくり4420gー。産まれたばっかりなのにこのどっしり感笑い泣き 
こちびは3900gくらいでしたが、頭がものすごくデカかったので結局鉗子分娩に。後は無痛だとやっぱりプッシュする力が弱いのかなって気はします。無痛と普通両方体験してみて、無痛で鉗子分娩になった時より普通で産んだ今回の方が産後の痛みとかが楽だなと実感。勿論今回も下も縫ったけど、鉗子分娩の方が産後はあり得ないくらい痛かった。


お決まりのトーストと紅茶が出てきたけど、ちびは今回も気持ち悪くて食べられず、のっぽが平らげてました。しばらく病棟が空くまで3人の時間。のっぽは病棟には来られないので、この間にのっぽもカンガルーケアしたり、ちびは早速シャワー浴びる。
そんなすぐにシャワー浴びて平気なのかな?と思ったけど、スッキリさっぱりで全然大丈夫でした。
前回は無痛の影響で2日くらい片脚が感覚なくなっちゃって、シャワーしたのも2日後だった。


2時半に産まれて部屋を移動して縫ってもらったり、結局病棟に移ったのは5時くらい。眠いけど興奮して眠れない…。
と思ってたらいつの間にか寝落ちしてました。次の日は小児科のドクターチェックやら、聴覚検査をしてもらって後は退院。病院のまっずい朝ごはんとお昼食べてから、のっぽに迎えにきてもらって帰りました。


のっぽに、「ちびの踏ん張ってる時の顔が面白すぎて、笑っちゃいけないと思えば思うほど笑いたくて死にそうだった」って言われて、「まじでそれあの時言ってたら本気で殺してたわ」って真顔 
いやでもほんと、痛いの苦手だからさ。もうあり得ないくらいうるさかったと思うよ。暴れてたしね。
でもMidwife Hのサポートが美味かったなと今だから思う。他のアプローチの仕方だったらさっさと諦めて無痛にして、結果また鉗子分娩で終わってたかもしれないし。破水させられた時は「ハメラレター」と思ったけど、頑張ってそのまま産んで良かったなとすごく感謝。
前回と同様に、Midwifeのサポートに大満足。今回は最初から最後までドクター全く必要なしの出産でした!


のっぽが抱いてると巨大児に見えない。