
はじめに断っときますが、自分は数学が大嫌いです。
小学校の「算数」は、まだ実用性があるからよしとして……
中学に入って「因数分解」とか出てきた時点で「は?」となりはじめ、「平方根」とか出てきて頭から煙が出始めました。
高校に入り、「関数」や「ベクトル」で脳を破壊され、先生の意味不明すぎる授業を年下であるにも関わらず「黙れ小僧!」と思いながら聞いたせいでテストで散ります。俺の心のモロの公は黙っておれませんでした。
そして、テストが赤点だったことが顧問のマル秘さんにバレて、稽古でボコボコにされて葬儀社呼ぶ一歩手前まで行ったこともありました。三途の川の周辺はとても綺麗でした。
といった具合に数学関連は良い思い出があまりありませんが、RADWIMPSの数学的な歌詞は話が別です。
あの感じ、めちゃくちゃ好き。「文学のBUMPと数学のRAD」という(自分の中の勝手な)言葉があるように、あの世界観の歌詞は唯一無二ですよね。「最大公約数」とか最高です。
今からバンド組んでメジャーデビューするのはなかなか難しいので、今からこの記事で「この用語ならこうなるはず!」と架空の歌詞を生み出してみたいと思います。
どうか最後までお付き合いください。
・「四捨五入」 / RADWIMPS
「ひとりじゃ切り捨てられる僕でも君がいれば10になれるよ、だから僕も君に10になってもらえるような存在になれたらいいと思ってるんだ」
めっちゃクサい!でもそれが良い!
・「連立方程式」 / RADWIMPS
「僕はXで君をYとしよう、2人で一緒に答えを探していくとしよう。でもすぐには求められないから、この先僕と探していこう。」
こういう例えが出てくるのもRADならでは!
・「証明」 / RADWIMPS
「君という難解な存在を何回も何回も理解しようとしたけど今回はもうお手上げみたい。一生かかっても証明してみせるよ。それが僕の本懐だ。」
たまにある韻踏みまくってる歌めっちゃ好き。
・「π」 / RADWIMPS
「君と僕とで向かい合って手を繋いだら円ができるでしょう。そんな幸せな時間がずっと続いたらいいな。円周率みたいに終わらないといいな」
敢えて歌詞に「π」を使わないのが野田洋次郎という男。
・「微分積分」 / RADWIMPS
「これまで僕らが歩んできた道は決して平坦なものではないだろう、そしてこれから歩んでいく道もずっと凸凹が続くんだろう。それでも僕は君を愛してる何があっても離れないよ、全身全霊を捧げてくよ、積み上げた想いをすべてぶつけ、君の幸せを日々願うよ」
タイトルの概念をCメロで畳みかけてくるイメージ。ありよりのあり。
・「↑(ベクトル)」 / RADWIMPS
「進む方角はどっちだい?悪いけど教えてくれよ。できるだけ楽な道のりを頼むよ、コーヒーぐらい奢るからさ。」
この砕けた口調とかタイトルを記号にするとかもよくある。
・「確率」 / RADWIMPS
「絶対ないなんてことは絶対ない。だから絶対に諦めちゃダメなんだよ。さぁ今すぐダイスを振ってみよう。計算したって仕方がないさ。」
応援ソング。ギターバチバチなんだろうなー。絶対好き。
・「願いましては」 / RADWIMPS
「一円なり、二円なり、三円なりと数を数えよう。そしたらすべてを足した数だけ僕ら2人一緒にいよう。例え9,999,999,999とかになったって、今世も来世もその次も、無限の時を共に生きたいんだ。」
タイトルが気に入った!(自己満) 数字が出てくるパターンも良き。
・「折れ線グラフ」 / RADWIMPS
「今ダメなんだ、右肩下がってんだ、絶不調だってわかってんだ。心折れてんだ、超参ってんだ、最底辺が見えてんだ。だからここから上がるきっかけをPlease!このままじゃ俺の人生はfreezeするのは目に見えている事実。右肩上がりに修正してこう?」
きっと冒頭からサビまでの歌詞。おそらく無意識に「おしゃかしゃま」を意識してる。
・「平行線」 / RADWIMPS
「君と僕とで並んで歩こう。交わらないって意味ではなくて、ずっと隣に並べるなんて、平行線も悪くないよ。」
敢えて良い意味の歌詞なのがミソ。
・「指数法則」 / RADWIMPS
「もし僕の今日の君への愛が10だとしたら、明日はきっとそれ以上になってる。2倍なんて生易しいものじゃなくて、おそらく2乗なんだろうね。それが1週間続くとどうなるんだろうね?愛に押し潰されそうだね。でもそれで死ねたらきっと幸せなんだろうね。」
きっと「心臓」みたいなバラードに違いない。
・「百分率」 / RADWIMPS
「僕を表すパーセンテージを100とするなら、今日の僕は一体全体何%なんだろう。25%あったら御の字で、実際は0.25%ぐらい…辛い…Cry…」
この韻の踏み方は存在しそうな気がする。下手したら既にあるかも。
・「対角線」 / RADWIMPS
「なんでそんなに向こうにいるの?俺が何かをしたって言うの?そっちにいたら何もできないじゃん。悲しくて涙が溢れてくるから隣で慰めておくれよ。」
こういうme me she歌詞もRADは合うんだよねぇ。
・「解」 / RADWIMPS
「解き明かしたい愛の最適解が見つからない。大天才なアイツでも無理難題。解答が得られない。」
間違いなくシングル。「前前前世」をイメージしてる。そんでアニメ映画のタイアップついてる。(設定盛り盛り)
・「最小公倍数」 / RADWIMPS
「何を与えるでもなく、無理に寄り添うわけでもなく、つまりは探しに行こう君の最小公倍数を」
どこかで見たような気がするって??気のせいでは??
やっぱりこういう記事は書いてて楽しいですね。
自分のは所詮猿真似なので、本家の奥深さには足元にも及びませんが、こういうのに紐付けて考えるのは、記事を書く上で良い刺激になりました。癖になりそう。
また他のアーティストや題材で記事を書いてみたいなと思いました。
ただ、用語を思い出しながら、辛かった授業やテストのことがちらつくこともありました。
赤点取ってマル秘さんにボコられた以外にも、訂正ノートめっちゃ大変だったとか、関数が一次も二次もまったく分からんかったとか、補習受けさせられたとか、とにかく良い思い出がありません。エボシ様に「賢しらにわずかな不運を見せびらかすな」と言われてしまいそうですが……
とりあえず行き着いた結論は
RADWIMPSは好きだ、でも数学を許すことはできない。
俺の心のサンも黙っておれませんでした。
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