奨学入試を受けれなかったことに対して、親子とも追い詰められ、息子は荒れた感じでしたが、静観するしかありませんでした。


2月に入り、ラストチャンスの私立の一般入試の願書締切が迫ってきました。


学校からどうするか?連絡が毎日有りました。


息子は、同じ高校を一般入試で受けると言いました。


担任の先生は、ギリギリ締め切り直前で、願書を提出しに行ってくれました。


一般入試は、奨学入試より狭き門。倍率は3倍ぐらいになります。


今まで独学で勉強していた息子がここで初めて、私に勉強を教えてほしいと言ってきました。

入試2週間前のことでした。


2週間で、忘れている中1,中2の内容と中3の内容と受験勉強と過去問をする。

かなり無理ゲーだと思いました。


しかも、横に座って教えるのではなく、リモートで教えてほしいとびっくり


数学と英語だけ私が仕事から帰って教えて、国語、理科、社会は自力でやってもらうことにしました。

1日6時間位は独学で国語、理科、社会。

帰ってからzoomで2時間ほど私が教えて、過去問解いて、解説みて復習という流れ。

ここでようやく息子のスイッチが入りました。過集中の特性発揮!2週間で一気に終わらせました。


そし一般入試の日が来ました。前日に4時に起こしてと頼まれましたので、起こすと、ぱっと息子は起きました。

そして1時間ほど暗闇の寒空の中へランニングに出かけ、その後1時間ほど風呂に入り、そして部屋にこもりました。


出発時間になり、部屋に向かって声をかけました。

真顔「行こうか」と。

すると、

不満「待って」と。


あー、また無理かもしれない。


なんと声をかけようか、迷いました。


ちょっと不満「頑張ったから、受けに行くことができればいいね。でも、もし受けに行かなくても、それでも大丈夫だと思うよ。〇〇くんが、決めなさい。」


息子自身で決めてほしかったので、そういう声かけをしたと思います。


すると、部屋から出てきて、

不満「行くわ」と準備を始めました。


ネクタイをし、ブレザーを着た半年以上ぶりの制服姿。制服が小さくなってました。


弁当を持って車に乗り、朝の通学ラッシュの中、受験校に向かって車を走らせました。


ほんわか「久しぶりだ、この光景。」と。


会場につくと、車をさっと降りて、振り返りもせず、会場の教室へ歩いて行きました。


私はその日も仕事で、入試を途中で辞めて帰って来ると思ってましたので、ずーっとスマホを持ち歩いていました。


すると夕方、息子から

「終わったよ。」と電話がありました。


ホッとして、体の力が抜けました。


つづく