NHKあさイチで紹介されて以来、見たい見たいと言っていましたが「ロスト・キング」-とうとう見ました。
実は、明日公開の「火の鳥エデンの花」見ようと放映時間を確認しましたが、これも「ロスト・キング」並みに小館放映だったと判明し、諦めた時にふっとこの映画を思い出して調べましたら、KinoCinema横浜みなとみらいで一日一回放映とあったので、今日見に行きました。
■意外と覚えていなかった、リチャード三世遺骨発見話💦■
↑が実際発見された遺骨の写真で、出典先は発掘当時の日本ネット報道サイトからです。
購入しましたパンフレッドにも、
《2013年の事なので、うろ覚えな話でしょう》
・・・はい、そのレベルでした、私も―発掘資金を、ネットで支援呼び掛けて集めたという事を覚えていました。
確か、これでネットによる資金調達が注目され、普及するきっかけになった事件と記憶していました。
■物凄く自己主張が激しいリチャード三世ww■
偶然見たシェイクスピアの「リチャード三世」を見て、どうしても悪人に思えない主人公である主婦が彼の事を調べ始めると、彼女の行く先々で出てくるようになるリチャード三世-最初は英国ゴシックホラーチックだったのに、段々
↑日本映画「ステキな金縛り」の落ち武者さんみたい有様に、吹き出してしまいました。
これを見ながら、
《監督、「ステキな金縛り」を見て真似したのかな》
と思う程の有様な↓リチャード三世w
最後は白馬に乗って市街地を闊歩するのを見て、
《なんかすごい映画だなw←この撮影を認めてしまう市も凄いと思ったのでw》
と思ってしまいましたw
■一人の主婦が、英国史をひっくり返す歴史的快挙!!■
リチャード三世というと、欧米史に余り興味ない日本人でも―シェイクスピア物に出てくる人―と頭に浮かぶほどに悪名高いのですが、本国でも史実は伝えられてはいました。
ですが、シェイクスピアが1世紀後に書かいたのにかかわらず、その影響力は強く夫すら
《シェイクスピアが言う通りの人物だろう》
と全く興味ない有様。
それと別に、女性と素人というだけで相手にされないという、日本と同じように男性世界の英国の様子が垣間見る内容で、そうした偏見を振り切ってリチャード三世の遺骨発掘した主人公はすごいと思います。
これは監督
「これは男性に強いられても逞しく振舞う女性を沢山描いているけれど、そういう女性を描いているがしいてそれをテーマしたものではない―単にそういう女性が前面的に出てきただけです」
と言っているように、主人公が主婦だったからこその内容だったと思います。
これをジェンダー物というのは、違うと思います―それに近い、歴史発掘話です・・・w
■究極の嘘は意図的隠蔽と、後年に作り上げられた作り話■
シェイクスピアほど欧米人が大好きな古典作家はいません―彼はあくまでも劇作家で、話も劇用にアレンジされていると解説されているのに、全く真実を見ようとしない周辺は驚くばかりです―それじゃあ、リチャード三世が主人公の主婦の前に出てくるのも当たり前です!!