1,登場人物紹介

 1986(昭和61)年から放送された、「アース・ディフェンダーズ」-登場人物が多いので、本編前に紹介します

1,ゴードン、妻(デール・アーデン?)⇒AIダイナックX、息子リック、モンゴの地底動物

2,魔術師マンドリン、息子クシン

3,マンドリンの用心棒ローター、息子LJ(ローターJr)

4,ジャングルの王者ファントム、娘ジェッダ

5,ミン、息子クロタン、AIオクタン

―ですが、見る時は《〇〇の子供、AI》という程度でいいですw

 これまで、字幕が早すぎるという事で0.9倍速にしていましたが、これをまとめながらみていたので4つ目エピソードで深夜4時になってしまい、急いで1.5倍速にしましたら英語字幕とその日本自動翻訳表示がスムーズになり、2倍速でも同じ結果になる事に気付きました。

 最終的には1.6倍速にしましたが、4話目のエピソード前半で時間アウトー来週、4つ目のエピソードからは来週にして、今回、再生速度を標準以上にすると自動字幕と自動翻訳機能が正確に表示され、標準より遅いとうまく機能しない事が分かりました。そして、そこまで速めても全体の雰囲気は損ない―さすがに再生速度限界2倍速だと早すぎて雰囲気ぶち壊しになりますがー楽しめる事を発見しました。

 どうやら、この「アース・ディフェンダーズ」は展開が鈍い?!

 

2,劇場版「謎の書」前半

①モロッコで飛行機消失事件が発生していたークシンは、マンドリンから読書感想文を書くよう言いつけられ、彼の図書室で書物を探す。

 アース・ディフェンダーズはリックを連れて、モロッコの怪事件調査に向かう―事件現場につくと、そこは光のドームで包まれていた。

 光のドームでは通信できないと判明し、テレパシーが使えるマンドリンを待機させて、ドーム内部を調査。

 そこには古代の神殿があり、探検隊は神殿の扉を開けようとするが、落石で右往左往する―その頃、クシンは全頁が白紙の書物を見つけ、それを眺めているとアース・ディフェンダーズが向かった神殿についての記述が現れ、ダイナックがある所に来ると丁度、アース・ディフェンダーズが状況処理にダイナックに打診するのを聞きつける。

 クシンは、見つけた書物に落石を止める方法があるのを見つけ、マンドリンに知らせる。

 クシンの情報で、探検隊は神殿内部に侵入-壁の向こうに謎の機械類を見つけ、それもクシンの書物からの情報で神殿を覆う不可視バリアを外すーそこで、マンドリンが神殿の扉にある竜の目部分に宝石がない事に気付き、それを探しに町へ。

 探検隊は、遺体安置所らしき所を通り過ぎて、神殿の奥へ。

 町で、マンドリンは宝石を持つ男を見つけるが、彼は

「あそこに眠る神が目覚めれば、我々の土地は侵略される」

と怯えるが、マンドリンは彼から宝石を奪い、元に戻すために神殿に向かう。

 その頃、探検隊は巨大な人型怪物が眠る所まで来るークシンは、書物の情報からその怪物は神殿を守る者で彼の傍にある結晶を外すと、守護者が目を覚ますと知らすが、ゴードンはクシンの途切れ途切れに話す情報を勘違いし結晶を外してしまうー長き眠りを起きた守護者は眠りを邪魔された怒りで探検隊を追う中で、守るべき人々はみな死んだ事を知りその悲しさで理性を失い、アース・ディフェンダーズを捕えて処罰しようとする。

 クシンは書物から神殿はかつての古代都市だったと知るが、アース・ディフェンダーズを助ける情報が見つからず、業を煮やしてダイナックに神殿に連れて行ってくれと頼む。

 ファントムが神殿の守護者と争う所で、クシンとマンドリンが到着―クシンが守護者にすでに都市が滅んだのを知らせ、マンドリンは神殿の宝石を返す―守護者は、全てを承諾すると神殿周囲に張られたバリアを解除し、捕われていた飛行機群とアース・ディフェンダーズを解放する。

 マンドリンは、争い事を嫌う古代人が宝石でバリアを張り、神殿に立てこもったと分析-そこに、一隻の宇宙船が現れ》飛び立った。

②ゴードン、エジプト上空でミンのロボット戦闘機と戦い、追撃されたミンの戦闘機がとあるピラミッドに衝突してしまう。

 ゴードン、そのピラミッドに損害ないかと確認するために崩れた所から入ると、奥に宝石がはめられた台座を見つける。

 ゴードンがそれに触れると、リックたちが乗る戦闘機が撃墜される映像が。

 そのピラミッド傍に、ミンがオクタンにタイムワープの計画を練っていたー未来を危惧するミンは、ゴードンが見つけた宝石を利用して、未来に飛ぼうとするーしかし、それを探すために雇われた現地の老人はそれを伝説と考え、ミンに非協力的だった。

クシンが持つ白紙の書物からの情報で、アース・ディフェンダーズはミンから宝石を守る準備ができたーしかし、いつまでも子ども扱いされることに不満を感じるクシンは勝手に宝石調査をしに行くが、宝石の力で身の危険を知るも落石で入口を塞がれる。

 クシンの一件で、リックは入口にバリアを張り自作のベルトをつけない限りは、誰も入れなくしたーそれもミンに知る所になるが、ミンもバリア解除に苦慮して、ピラミッド破壊を考える。

 宝石の見張りをしていたリックとLJ、好奇心から宝石で未来を見るとなぜかリックがオクタンを修理し、LJがオクタンを壊すという映像が現れ、二人はどれか正しいかミンの元に向かい追撃され、ミンにバリア除けのベルトを奪われピラミッドにミンの侵入を許してしまうー翌朝、ミンに雇われた現地の老人はアース・ディフェンダーズに、子供たちが捕われた事を知らせる。

 ミンは、宝石で自分がタイムワープをする未来を見て喜び、そこでタイムワープ実験を行う。

 ピラミッドを見張るミンの手下に、現地の老人はおとりとなってマンドリンを手引きする―ミンの前に引き出された現地の老人は、宝石の力を悪用しないでほしいと訴えるが、ミンは母船を上空に待機させ宝石の台座を設置させたタイムマシンで時空を超えようとするが、宝石はマンドリンの魔力で狂わされピラミッド近くの岩場に激突してしまう。

③ジャマイカの港町に滞在するアース・ディフェンダーズ―クシンは、古い建物に触れて歴史を感じていると、幽霊船を見てしまう。

 しかし、大人たちは全く信じてくれずミンの動きに意識は向いてしまうー相手にされないクシンは一人、幽霊船調査に。

 クシン、夜の船着き場で船乗りに出会い、彼か昔海賊王が支配する島が地震で沈み、それから幽霊船が現れるようになったと、幽霊船の伝説を聞き、古い灯台に行けば見られるとも教わるーだが、ミンも海賊王の持ち物を狙って幽霊船を追っていた。

 幽霊船を早く会いたいと思ったクシンは、小舟で海に出ると幽霊船が現れて、捕われてしまうーところが、海賊王から海底に沈むコンパスを探していると聞かされ、クシンはリックの道具で見つけられると教える。

 それに喜んだ海賊王は、手下にクシンと共にそれを持ってくるよう命ずる。

 クシンの動きに気付かずアース・ディフェンダーズは、海上でミンの手下と戦っていたークシンは、リックの持ち物から道具を持ち出し幽霊船に戻り、コンパスが入った箱を見つけるーそれを引き上げる準備をしていると、ミンから幽霊船を捕獲するよう命じられたミンの手下が襲撃、海賊たちも大砲で応戦―しかし、幽霊船の大砲も幽体で全く効果がなく、ミン側も幽霊相手にダメージを与えられず、双方不毛な戦いが続く。

 しかし、幽霊船はミンの手下が撃ち込んだ不可思議な光線で囚われて、動けずにいたーそこにアース・ディフェンダーズが駆け付け、幽霊船は光線から解放されると、クシンは急ぎコンパスを回収する。

 海賊王は、クシンにコンパスの呪縛で浮かばれずにいたのでこれで成仏できるとお礼を述べ、女王陛下に渡すつもりだった首飾りを渡して消えていくークシン、書物では得られない経験をする。

 

3,クシンの大冒険物語

 5エピソードある本編の3つしか見ていないのですが、全体的に小さいクシンの大冒険といった趣になっていますーここまでの流れで、クシンはミンの手下には会うもミンとは対面していなく、青少年層のリック・LJ・ジェッダが中心になっているようです。

 見る限りでは、アース・ディフェンダーの大人―マンドリンでなく、アニメ制作側が意図的にクシンを外しているように感じられますー日本だと、クシンくらいの子供ですらバリバリにラスボスと戦うのが普通だけに、そういう配慮はかなり低年齢の視聴者とその両親を意識しているように見えます。

 ですが、残り2エピソードと「クロタン王子」「オロスの首飾り」や、劇場版にされていないTVエピソードもあるので、はっきりとは言えないのですが本作ではそう感じられます。

 こういった子供向けアニメから日米の制作姿勢の違いが見れて、大衆文化研究としても《子供向け》というのは極めて貴重で大事な部分だけに、通りすがりでも見れるのは有難いです。

 しかし、劇場版を全て見て最終回も併せるとTV版21話分は見た事になるので、未見のは44話になりますがやっぱり視聴するには長いw

 やはり、1.6倍速あたりで見た方が内容が頭に残り易く、ゆっくり見ると残りにくいかもしれませんねー上記から見ても、かなり込み入っているので文章まとめると、時間がかかってしまい視聴時間がとられてしまいます(´;ω;`)。

 

 しかし、ここまで見ると高度科学技術を操るミンとあろうものが、非科学的な物に頼りまくるのを見ると

「そりゃあ、息子(クロタン王子)に呆れられるわなぁ」

と思うほどに、へっぽこ感を感じになってしまいました―劇場版に編集されていない方が《無慈悲な》ミンらしかったりしてw

 さて、このフラッシュ・ゴードンアニメ第2期記事は、どこまで続くでしょうかw

第2期を見終わったら、また視聴していない第1期の第2シーズンと初のメディアミックスーラジオ版の続きを、行こうと思いますw