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事の発端はMONOEYESのツアーのチケットが取れなかったことだった。毎回なんとかチケットを手に入れて観れていた中、今回は先行に計6回全て落選し、一般も瞬殺。特に今回は宮城が休日ということもあってか倍率が高かったんだと思われる。仕方ないのでやけくそでMONOEYESとバースデイの対バン(新木場コースト)が土曜日だったので、完全にダメ元で応募してみたら奇跡的に当たってしまい、13年振りに東京に行くことにした。ところが、しばらくしてからこのNO MATTER LIVEのことを知り、同日で自分の推しバンドはいないが近隣で4バンドも観れるというのが魅力的で、熟考した結果、金銭的にも体力的にも東京行きは見合わせて(たまたまフォロワーさんでチケットを譲れる方もいたことで)、こちらに行くことにしたのである。しかし、ただライブに行くのだけでは味気ないので、今回も例の小さな旅ホリデーパスを使った電車旅をすることに。今回は相双地区にスポットを当ててみた。

 

まず朝一でみどりの窓口で小さな旅ホリデーパスと残りの区間(山下以降の各駅)分の券をまとめて事前に購入し、いざ出発。福島市からは直接相馬方面に行く手段がないので、まずは北上し岩沼まで行き、そこから常磐線に乗り換えて南下する。小高まで行き、小高区役所でマンホールカード(南相馬市)を貰う。

 

 

 

 

 

マンホールカード収集で面白いと思うことは、担当している主におじさんに欲しいと告げると「どうぞ」と言うより「ご苦労様です」と言ってカードを渡してくれることだwそれだけ全国各地から熱心なファンが貰いに来るということなのだろう。駅まで戻り、原ノ町へ。ここで「へうげもの」というラーメン屋さんに行く。

徒歩で35分くらいの距離なので結構大変。途中野馬追の会場で、元騎馬武者ロックフェスの会場だった雲雀ケ丘も通り道だった。


後から聞いたのだが、騎馬武者が場所が変更になったのは近隣住民からの苦情が原因だったという話で、やはりこういうイベントの会場には住民との良好な関係が絶対条件なのだなあと感じてしまった。「へうげもの」でアゴだしラーメンにクーポンで煮卵を頂く。

 

 

 

アゴだしというだけあり風味豊かな味わい深いラーメンだった。無事にラーメン組っ!のシールとカードもゲットし、

 

 

 

退店して同じ道を戻っていると、一台の車から声を掛けられる。なんと先程の「へうげもの」の店員さんで、「ツイッターで徒歩だと観たので、慌てて店主から送って来いと言われたんです」と、なんと車で駅まで乗せて行ってくれるというのだ!まさかまさかの展開だったw自分は主にメインの鍵垢とラーメン等のサブ垢を持っており、サブ垢で呟いたことをすぐさま店員さんが見つけたようで、こういう展開になったんだが、ツイッターの面白さと恐ろしさを垣間見た気がした。車内でお店の話になり、限定ラーメンをお店のツイッターで呟いてしまうと100人くらいお店にお客が来てしまうそうで、うかつに呟けないという話や、今日も岩手や会津ナンバーの車が駐車場にあり、県内外問わず噂を聞きつけわざわざ食べにくる人がいるという話で、マニアの執念とラーメン屋の運営の難しさを痛感する話だった。おかげ様で一本早い電車に間に合ったので非常に有り難い出来事だったが、今回のことをサブ垢で呟いてしまうと勘違いして送迎してくれると思って来る痛客も出るかもしれないので、こちらのブログにのみ記載することとする。いやあ、ネットって本当に凄いけど、本当に恐ろしいものだ。

 

相馬まで行き、今度は千客万来館でマンホールカード(相馬市)もゲット。

 

 

 

 

 

これで目的は全てコンプリートしたので、北上し長町へ。時間を巻いたおかげで余裕があったので、マックで早い夕食を取り、時間を潰す。今メルペイで50%還元というキャンペーンをやっており、マックも対象なので、メルペイで済ませたのだが、即ポイント発行だったので、上限は1000円だけだけど、今度のpay payの40%還元と併せて賢く活用したいものだ。

 

NO MATTER LIVEは公式の文を引用すると、番組も26年目に突入し、今シーズンも国内外を舞台に最新のスノーボードシーンや注目ライダーの「ライフスタイル」、「ヨコノリ」の楽しさを体当たりで発信。もはや冬の風物詩の「NO MATTER BOARD」。その番組のライブイベント「NO MATTER LIVE」が、1999年ルスツスキー場での開催から今回でシーズン21に突入。札幌公演はZEPP、そして昨年に続いての開催となる仙台(通算6度目)、さらにこちらも昨年に続き新潟(通算2度目)で開催。出演者もこの番組やイベントを支えてくれたバンドからニューフェイスまで駆けつけてくれます。お見逃しなく!…ということで、歴史のあるイベントなのだなあと。昨年もチラッと情報はキャッチしていたが、確か金曜日開催だったので見合わせていたはずだ。今回の仙台のメンツはどちらかというとラウドロック系が多いが、絶対に楽しめると思い、行くことにした。

 

 

 

 

 

 

トップバッターはCrossfaith。初見。このバンドはどうしてもcoldrainとセットのイメージが強いが、よりラウド・シャウト・スクリーモに特化した化け物バンドの印象が強い。今日はヤバTの出演もあり、会場後方にファミリー席という一角があったのだが、ヤバT目当ての子どもにCrossfaithは強烈過ぎて具合が悪くならないか心配になってしまったw所謂デカバコや野外が似合う轟音+シャウト系のボーカルのため、メロディーラインの美しさに惹かれる自分のようなタイプは正直苦手な部類ではあるが、こういう複数バンド出演のイベントには良いアクセントになるし、スカッとして気持ち良かったりもする。

 

2番手はSurvive Said The Prophet。初見。こちらもラウドロック系でシャウトできるボーカルではあるが、メロディーが良いバンドなので、やや聴きやすい。ワンオク系と言っていいだろうか、人気も出てきているようだ。彼らの曲の中で最も有名であろう、メロディー的にも秀逸な「Right and Left」はライブ映えもするし、アンセムなのだろう。こういう必殺キラーチューンがあるのはバンドとしての強みだろう。

 

3番手はヤバイTシャツ屋さん。アンビシャスフェス以来3回目。本日のメイン。ヤバTは分かり易くて速い曲を連発してくれる若手として非常に気に入っている。流石にこの歳で彼らのTシャツを着たりワンマンに行く勇気はないがwイベント等では観たいバンドだったので、今回は久しぶりに念願が叶った形。kids達大歓喜wダイバーも続出。「喜志駅周辺なんもない」のコール&レスポンスが楽しいw流行り・時事ネタ満載の歌詞のため、旬なネタだと鮮度が心配になる。時代の移り変わりで歌えなくなる曲も出てくるだろうからだ。ヤバTの場合は敢えて狙って曲を作っていると思うし、それも覚悟の上で音源化しているんだろうけど、やはり英詞のバンドの方が流行り廃りは影響ないんだと思う。リスクを取るか、人気を取るか、もちろんボーカルの活舌や相性もあるだろうけど、結構売れるバンドの分かれ目な気がしている。また、失礼を承知で書くが、女の子がいるバンドなので、こちらも長い目で観ると旬みたいなものはあり、、リスクとなりうるだろう。ただ、そんなネガティブな側面も吹っ飛ぶくらい歌詞もメロディーも面白いので、まだまだ人気は続きそうだ。3ピースでも男女ツインボーカルという利点を活かし、面白い楽曲を作り続けているため、これからも活躍していって欲しい。今度こそ紅白出れるといいけどねえw

 

オオトリはROTTENGRAFFTY。CONNECTED以来4回目くらいか。ロットンはツインボーカルが熱く、ギターも含めて煽り方が尋常でなく、自然と沸点が上がって来る。今日たまたまラーメン屋の通り道だった雲雀ケ丘で第一回目の騎馬武者ロックフェスで観てからなんと6年が過ぎたのかとびっくりなんだがw一曲目からアンセム「金色グラフィティー」という展開がニクい。主催イベントで何度もオオトリをやっているだけあり、最早貫禄たっぷりで、安心して観ていられる貴重なバンドとなった。ロットンを観ていると、自分もコツコツ積み重ねていけば何にでもなれると勇気を貰える気がした。中盤になんと「今夜はブギーバック」のカバーをやるというサプライズもあった。最後までボルテージを上げ続ける天井知らずのパフォーマンスで、こういう人気が底上げされて来ているライブバンドは素敵だなあと感じた。ぽっと出の一発屋とか、いきなり売れちゃって後は下火になっているバンドは非常に惨めに見えてしまい、こういう常に研鑽を怠らなかったから今があるという姿は、人生の教訓のようで非常に興味深い。

 

 

 

今日は色々とあってこのような一日となった訳だが、電車旅も楽しめて、カード収集もでき、ライブも最高に楽しめていい休日になった。やはり自分には東京のような大都会に出向くのは様々な面で向いてないと思う。でも外出はしたい。ならば、きっかけを探せば良い。意外と近場にもキレイな原石は転がっているものなのだ。楽しめるかどうかは自分次第。行程を組んで、無理のない範囲で楽しめれば、可能性は無限大だ。今日に至るいきさつや今日の出来事も本当に運次第のどう転ぶか分からないものだったが、結果的に楽しいものになれば、最高の思い出となるのだ。また楽しいことを見つけて、人生を充実させたいものだ。楽しかった~。DROBE