【どうする家康】続・瀬名奪還作戦 | かびらのブログ ~息子たちに贈る言葉~

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どうする家康

前回の続きから奥方様奪還計画の続きです。

 

服部党は全滅したかと思いきや、子どもや孫たちが。。。いた。

何か親たちよりも、やさぐれ感が半端ないんですけど。

というよりも、今どきのニート集団にしか見えないが。。。

 

前回よりさらに落ち込む半蔵を見透かすかのように

正信はすでに甲賀忍びに援軍を要請する始末であった。

 

ただそんな服部党に異彩を放つ忍びがいた。

 

 

大鼠の娘である「女大鼠」。

まさかの女忍び「くノ一」である!!

 

潜入シーンでは派手な身なりにゴザを広げ

「旦那、安くしとくから遊んでいきなよ~」のようなりアクション。

 

戦となるとこのような「遊び女」や「商人」たちがついてきて

一儲けしようとするのは、戦国の習い。

 

やれやれ、こんなところまで来やがって

「さっさと帰りやがれ」みたいな顔で近づいた瞬間

瞬殺である。

 

お見事!

 

かつて瀬名のことを「遊び女」というシーンがあるが

あれは「妾」だよなぁ。遊び女はこうでなくてはと思わず頷く。

 

もっとすごい「遊び女」たちもいましたよ。

 

 

大河ドラマ「風林火山(川越夜戦)」に登場した風魔一族の女忍びたち。

関東管領「上杉憲政」の側にいるのも、戦場で体を売る女性も

すべて「くノ一」。

 

油断しきった大軍に夜戦を仕掛ける「北条氏康」が凄かったですよ。

 

さて話を戻して首尾よく潜入成功した半蔵たちは

首尾よく城主「鵜殿長照」を追い詰めますが、自害を防げず。

 

慌てふためく甲賀衆が立ち去った後に

死に目の長照の視線を追って、

天井裏に隠れていた息子たちに気づいた演出も素晴らしい。

 

無事に人質交換の段取りがついたと思いきや。。。。

 

どうも脚の古傷がぁぁ!

山本勘助カヨ!

 

つうか勘助や黒田官兵衛は

びっこ引きずりながら頑張ってたわい!

思わず突っ込むと

 

「お前などには任せぬ!!」と

重臣 石川数正もツッコミ。

 

「でしょうなっ!」

思わずハモってしまった。

 

後は史実通りに事が運ぶのですが

瀬名の人質交換に応じるよう

必死に説得する瀬名の両親が痛々しい。

 

お家存続。

何があっても家名を絶やさないよう

死に物狂いで戦ってきた武家の哀れを見るようで

切なかったですね。

 

 

一族を抹殺された平家一門と、逃げ落ちた人たち。

親と子が、兄と弟が敵方になって殺しあう修羅場。

家臣や家族を生かすため、自ら腹を切る覚悟。

きっとこんな人たちがいたから

自分たちはこの世に出てくることができたのだ。

 

様々な情景が頭に浮かびながら

滅びの美学と、死にゆく者の気高さを

垣間見たようなシーンでした。

真矢ミキさん、素晴らしい演技でした。

 

瀬名や竹千代たちが戻ってきてよかった。

少しホロリとしました。

 

何だか空気が読めない榊原康政も

無事初陣を飾れましたね。

(本当にこれが徳川四天王?!)

 

あと服部半蔵に

ケツバット(?!)する女大鼠の表情も良かったですね。

 

「松本まりか」

要チェックや!!

 

何だかんだあって、めでたしめでたし

で終わりました。

 

 

次回は「三河一向一揆」となる「わしの家」ですよ。

 

史実では本田正信が裏切るようですが

さあ松山ケンイチはどうする(笑

 

次回も楽しみです。