私が目を覚まして初めて感じたのは、血の匂いだった。
そして、初めて見たのは、
鉄パイプで球体を殴り付ける…球体の姿だった。
私は知っている、鉄パイプを持つ少年の名を
しかし、おかしい…
だってその子は……
「あれ、お嬢さん。こんなところで何をしているんだい?どうして口を開けたまま動かないんだい?それって凄く無駄な時間だと思うよ」
わたしが作りだした…キャラクターでしかないはずだ…
なるほど、これは夢だ。夢に違いない。
しかし、夢ではないことは自分でも分かっていた。
目の前の少年の威圧感と、血の匂いは……本物だ。
そして、私は知っている。その少年が次に私に何をしてくるか。
私の作り出したキャラクターは私に鉄パイプを降り下ろした。
Dream1「青春combat」
おかしい、
まず、一番始めにおかしいのは
自分の体が球体になっていることだ。
自分は少なくとも球体ではなかった。
次に、俺はこんなところには居なかった。
目が覚めた時にみたのは満員の観客と
その真ん中で戦闘を繰り広げる猫耳娘の姿である。
そして俺には分かる。彼女が何をしているのか、彼女がこれから何をするのか
何故なら、俺は彼女を産み出した張本人であり、彼女の運命を定めた者であるからだ。
通常なら理解しがたいが俺はこの世界がcombatの世界だと確信していた。
自分がイメージした通りのステージ、観客、そして競技。
そして、自分の想像を越えた範囲まできっちりと綿密に作られている。モブ観客の会話や警備員の制服 等々
夢ではない。夢ならばこんなに細かくもないし、五感にここまで働きかけはしないだろう。
受験のストレスで頭がおかしくなったのか。いや、そんなに勉強はしてない。
ここは正真正銘combatの世界だ。
そこまでは良しとしよう。
combatの世界ならば自分が球体であることも頷ける。
この体色から見るに『サファイア』であることもわかる。
問題は、『何故』俺がcombatの世界に居るのか、だ。
おそらく考えても分かるまい。すでに状況が理解を越えているのだから。
では、俺はこれからどうしたら良いのか…
とりあえず……この建物から脱出するか。
サファイア・V・エレメント……始動
ーーーーーーーーーーーーー
状況を整理しよう。私は彼に殴られた。
そして次の瞬間、鉄パイプは私の体を貫通した。
鉄パイプは空気を切っただけだった。
私の体は霊体だった。
「……ボクはね、天才なんだ。天才だから失敗はないはずなんだ。
なんだろう。君は凄く面白いし楽しい。そうだ、君今からゲームをしよう。天才のボクが馬鹿でも分かるように説明してあげるから一回で理解してよ。」
「ボクは君を殺そうとする。君はボクから逃げて生き延びるんだ。期限は1週間。1週間生き延びたら君の勝ち。簡単だろ。」
「ぼさっとしてないで行きなよ、君はボクから逃げないといけないんだよ?意味わかる?」
正直、彼には霊体を倒す力は現段階ではない。
察するに彼はまだシャドーとも出会っていない、ならば私は彼に殺されることはないだろう。
しかし、彼は私が逃げないと不服であろう。
折角霊体になったんだし、少しこの街の上空を飛んでみよう。
チョコレート・ウララ……始動
Next>>2「ごーすとまじっく」
ピンクさん絶賛崩壊中です。
杳雅様ご迷惑おかけしました。
我ながら読みにくいわ(´д`|||)
今のバッティ「このときよりはまだ文章ましになってる…はず」