ノルデナウの水について問い合わせをいただきました。
ノルデナウNordenauはドイツにある小さな村です。
そこにある洞窟に入ったり、そこから湧き出る水を飲むと癌の腫瘍の大きさが半分になったり、アレルギーが良くなったりすることで有名になりました。
その洞窟はトメスTommesと言うホテルの敷地内にあり、元々はワイン貯蔵庫にしていたところです。
入場は朝8時頃から午後6時頃まで。
1回30分。有料です。7ユーロくらい払います。
毎時0分と30分が入場時間です。
回数券もあります。
ホテル宿泊者は無料になります。
入場券はホテルトメスのフロントで購入します。
英語でも通じます。
洞窟の中にいるととても冷えます。
水の持ち帰りは無制限です。
ホテルトメスへの行き方。
ベルリンからは片道6時間くらいかかります。
フランクフルトからは片道4時間くらいかかります。
ドルトムントから列車で2時間のところにあるWinterbergと言う駅まで行き、そこからはタクシーで20ユーロちょっとくらい。バスもあるみたいです。
カッセルから行く列車もあります。この場合はドルトムントは通りません。
ドイツ国内は駅の窓口で行き方とかかる時間を印刷した紙がもらえるので是非たずねてみてください。
ピンを刺したあたりにノルデナウはあるんじゃないかと思っています。
ホテルトメスは山の中にぽつんとあるホテルです。
大自然に囲まれ、きれいな小川も流れています。
空気がきれいなところだと思います。
概して広々していて居心地は良いです。
トメスさんという一家が経営しているホテルです。
トメス夫人はとてもきれいな人だった記憶があります。
フロントには昔のホテルトメスの写真などがあります。
フランツという男性の小間使いさんがいて、人なつっこくて親切です。
ホテル内にはレストランがあります。朝食はビュッフェ。ランチ、ケーキ、ディナーではジビエもメニューにあったと思います。
食べ物はオーガニックではないです。
ドイツ語しか理解しないウェイトレスさん、ウェイターさんがいます。
エコホテル4ッ星のマークがあったと思います。
予約はインターネット、電話、大晦日などでなければ直接行っても泊まれると思います。
客室はエコノミーの部屋で16畳くらい。
布団は2014年の時点で綿100%です。
バスタブ付きの部屋とそうでない部屋があります。
私は何度か宿泊したことがあり、重症になってからも泊まったことがあります。
そのとき、とても希有な体験をしました。
夜になって部屋の掃除液のにおいか何かに反応し、建物の中にいられなくなりました。重症になるとこれまで泊まれたホテルにも泊まれなくなることを身を持って体験しました。
初めは外を散歩すればよくなるかなと思ったのですが、部屋に戻ると苦しくていられず、夜9時頃になって、もう列車も動いていない時間だし、いったいどうすればいいのだろうと考えても何も浮かばず、苦しくて横になりたくて、とりあえずベッドにもぐり込み、窓を全開にしました。布団は反応しないことがわかってほっとしたのですが、窓を開けても空気が苦しくて休まりません。
ベランダに出るとすうっと呼吸が楽になります。
外は大雪で、とっても寒かったです。2月でした。氷点下だったと思います。
ベランダで寝れば呼吸はできるだろうけど、寒くて凍えてしまうし、、、。
考えて考えてベッドのマットレスをベランダに出し、マットレスの上に布団を敷いて、吹雪の中、ベランダで寝てみました。呼吸は楽だし、布団もあったかい!
顔に雪がかかって寒いので、オーガニックコットンの布のかばんを顔にかぶりました。
これで列車が動き出す時間まで耐えていればいい。
と思ったのですが、何と眠ってしまいました。
翌朝、目覚めて死んでいなかったことがとてもラッキーに思えました。
布団に積もった雪を払い、部屋に戻しました。
重症になる前にも3週間連続して泊まったことがあります。
中年男性ひとりのお客さんとずうっと一緒でした。
何か病気の人なんだろうなあと思っていました。
洞窟の待合室では挨拶をします。
何回か話しかけられたこともあります。
健康のために夫婦でフランクフルトから飲み水を汲みに来ている夫婦、子供のアレルギー治療のためにデュッセルドルフから水を汲みに来ている親子などでした。
過敏症の人が宿泊する場合。
ホテルの食べ物が食べられないかもしれないです。
少しは食べられるものもあると思います。
反応が少ないものは朝食ではクロワッサン。
夕食では魚、焼いた肉です。
煮込み料理は難しいかも。
Winterberg駅前にスーパーがあるので、そこでビオ食品を買って持って行くと、とりあえず飢えずに済むと思います。
部屋のにおいですが、重症でなければ泊まれます。
都市部に住める過敏症の人なら泊まれると思います。