📰📢随時更新【最新情報まとめ4】災害関連死14人に 能登半島地震 死者215人 不明28人


能登半島地震で都営住宅への被災者入居を開始 都は100世帯を無償で提供する準備

東京都の都営住宅に能登半島地震で自宅が被災した人の入居が始まりました。都は被災者のために100戸を無償提供すると決めています。 12日に都営住宅に入居したのは能登半島地震で被災した2世帯です。

「屋根の修理」「保険金」など様々 悪質商法に注意呼びかけ 石川県消費生活センター

石川県消費生活支援センターによりますと能登半島地震発生から8日までに県の相談窓口には21件の相談が寄せられました。

このうち悪質商法が疑われるものが9件あるということです。被害の内容としては屋根の修理をすると言い高額請求をしてくるものや「保険金」を口実にしたものなど様々です。県生活支援センターは契約を迫られてもすぐに契約をせず、相談窓口を利用することなどを呼び掛けています。

また、地震発生後、多くの相談が寄せられているため生活支援センターではあすから専用ダイヤルを設置します。
076ー255-2319で、受付時間は午前9時から午後5時まで土日、祝日を含みます。



石川県は、安否不明者が午前から15人減少し37人になったと発表しました。
石川県は捜索や救助活動の効率化や円滑化を図ることを目的として安否不明者の氏名年齢を公表した。家族から申し出があった場合や安否の確認が取れた場合は非公表に切り替えるとしている。問い合わせ先は、石川県危機対策課076-225-1306。



「熱い、おいしい」被災者に笑顔 「温かい料理提供したい」料理人らが炊き出し

 能登半島地震から12日。避難所で生活を送る人たちの支えとなっているのが「炊き出し」です。11日は、地元の喫茶店のマスターが温かいナポリタンを振る舞い、被災者を癒やしました。

仮設住宅の建設始まる 地震発生後 石川県内で初

石川県によりますと、仮設住宅は輪島市で50戸、珠洲市では65戸の合わせて115戸が12日着工し、早ければ1カ月ほどで完成予定だということです。

岸田総理 被災者の住まいの確保を急ぐよう指示

総理官邸で開かれた能登半島地震に関する非常災害対策本部で、岸田総理大臣は、仮設住宅や公営住宅など被災者が安心して暮らせる住まいの確保を急ぐよう指示しました。


被災地では朝から断続的に雨が降っていてこのあと警報級の大雨になる恐れがあります。きょうは、北陸地方を前線が通過する見込みです。被災地周辺では、朝から断続的に雨が降っていて雷も観測されています。
このあと夕方までは不安定な天気がつづき、落雷や突風、ひょうなどに注意が必要です。雨の降り方が強まると大雨警報が出される恐れもあります。崖や土砂ダムの近くなど危険な場所には近づかないようにしてください。夜になると寒気が流れ込んできて雨が雪に変わる予想です。あすにかけて雪が降り続き今月7日から8日かけて降った雪と同じくらい積もる可能性があります。冷え込みも厳しくなるので、出来る限りの防寒もしてください。

「出ていく判断できない人が多い」総理も呼びかけ“2次避難”加速へ 必要なケアは?

インフラが整った安全な場所への2次避難が加速しています。
愛知県は、石川県からの要請を受け、12の医療機関で被災した高齢者30人を受け入れました。

避難所で感染症拡大 「市立輪島病院」1週間以内に満床のおそれ


石川県輪島市では、避難所で新型コロナなどの感染症が広がりつつあり、病院の関係者は患者が増え続ければ、対応しきれなくなると懸念しています。


輪島市山岸町の「市立輪島病院」は、地震直後はけが人の対応を優先していましたが、今は感染症の患者を中心に診療にあたっています。

病院を訪れた患者のうち、発熱などの症状を訴えた人は、10日は15人ほどでしたが、11日はおよそ70人にまで増えていて、新型コロナやノロウイルス、それにインフルエンザの患者が多いということです。

また、12日の時点で入院患者はおよそ40人いて、その半数が感染症の患者だということです。

この病院では入院患者用の病床は100床余りありますが、最近は一日に10人程度のペースで入院患者が増えているということで、このままでは1週間以内に満床になるおそれがあるということです。

市立輪島病院の河崎国幸事務部長は「病院の職員も被災していて、対応にも限界がある。避難所で感染症の予防対策を徹底してほしい」と話していました。