2月25日(土)、静鉄電車では、新型車両A3000 形の 11 編成目 A3011 号の運行を本日2月 25 日(土)に開デビューしました。



A3011 号出発式は、昨年台風 15 号で大きな被害に遭われた方が多い清水エリアの皆様に、少しでも明るい話題をお届けしたいとの思いから、今回は新清水駅で開催しました。


(通常は新静岡駅)。また式典には、清水エスパルスのマスコットキャラクター「パルちゃん」も登場し、一日駅長を務めした。

A3011号は10:28各停新静岡ゆきとして、


パルちゃんと駅長が出発進行の合図して出発しました。


2015 年度から順次導入している新型車両「A3000 形」は、安全性、省エネルギー性能、ユニバーサルデザインの採用等、最新の設備を搭載したあらゆる面で進化をめざした車両です。



ステンレス鋼製の車体は、アルミ車と同等の軽量化を実現しながらも高度強化しております。また、車内空間はユニバーサルデザインに配慮したものとなっており、使いやすい手すり、ベビーカー・車いすスペースを設けるなど、すべての人に使いやすい空間を追及しております。


⬆A3011号の車内
なお、今回導入するA3011号は、鉄道車両搭載用空気清浄機(Panasonic製ナノイーX)を設置することで車内の環境に配慮し、お客様へ従来の車両空間の安全・安心に“空気の質”をプラスしお届けいたします。
また、A3011 号の運行には中部電力ミライズ株式会社が提供する「静岡 Green でんき※1」を使用いたします。
静鉄電車での使用は A3009 号につづき 2 編成目となり、水力および太陽光等に由来する環境価値を活用することで、実質的に再生可能エネルギー100%の電気で運行してまいります。

⬆A3011号の運転席です。


※1 中部電力ミライズ株式会社が販売する「静岡 Green でんき」は、静岡県内に立地する大井川・天竜川・富士川・安倍川の
各水系にある水力発電所の再生可能エネルギー由来の環境価値を活用した静岡県産の CO2 排出量ゼロの電気です。
当社はその電気を購入し、A3009 号、A3011 号の運行に使用します。