今回は、少しずつ正体を表す失語症について書きたいと思います。


久しぶりのアルバイトの感想は、「とてもきつい。続けていけるだろうか?」というものでした。


最初に入った日が公休日で、とても忙しかったことを今でも鮮明に覚えています。


そんな私が裏で休憩をとっているとき、動きがあまり速くなかったのか、店長が来て少し話をしました。


そのとき、私は初めて、脳出血によって右半身麻痺があることを伝えました。


このことを伝えて、もし忙しい中で足手まといになるようなら、辞めようかと思っていました。


すると、思いもしない言葉が返ってきました。


「このラーメン屋は、手足が不自由でも働きやすいようにしているから、気にしないでいいよ」


この言葉を聞いて、私の不安はなくなり、「頑張ってここで働いていこう」と思いました。


それと同時に「最初から脳出血であることを隠さずに話せばよかった」と後悔しました。


それから忙しく働く中で、最初の異変がありました。


「複数のことを一度で覚えきれない」


病気になる前は、2つ、3つほどのことを言われても覚えていました。


しかし、当時の私は、2つのことを覚えたはずなのに、そのうち1つがすっかり頭から抜け落ちたように忘れてしまうことがありました。


「あれ?おかしい」


そう思いながらも、まだ失語症の本当の怖さを知らなかったのです。


次回は「就職するための資格取得に挑戦」をお伝えいたします。