今日は大人の社会科見学と称して、

観光ツアーに申し込んで見ました。


【中村楼】12代当主がご案内、室町期から続く名料亭で京懐石をいただく

~偉人たちが愛した京の名物料理、二軒茶屋から貴重なお宝拝見まで~


中村楼さんは、室町時代から代々続くお店。

元は茶屋(柏餅茶屋)だったそう。

江戸時代末期から料亭(中村屋、明治時代に中村楼)になったんだとか。


なんと八坂神社の中にお店あります。



風格のある門構え



玄関も明治築の重厚な感じ



書は伊藤博文

暗殺される前の最後の書



これは勝海舟の書とのこと



坂本龍馬が近江屋で暗殺された時に履いて行ってた下駄が中村楼の下駄だったとか。


幕末の志士達が多く訪れたお店だそうです。

中世から近代への激動を生きて日本の礎を作った人たちが酒飲んで飯食った場所で同じく飯を食える幸せよ😁

おっさんは、幕末好きです。それぞれがそれぞれの正義のために命をかけた生き様に心惹かれています。


お庭 

奥に唐墨が干してあるのを発見。

唐墨大好き。出てくるかなー



部屋の調度品も歴史があるもののようです。






料理



先付

飯蒸し芽キャベツ包み

筍 大蕪 唐墨粉 蕨

雲子(白子)餡


いきなり唐墨きた!

白子餡がトロリとしてポタージュみたい。



吸物

ほっき具 若芽

うるい 木の芽

アンコールペッパー(カンボジアペッパー)


美味しい出汁に胡椒がピリリと効いてる


造り

ふぐ焼霜

鉄皮サラダ仕立て

ポン酢



八寸

稲荷寿司

裁の子と花山葵

鮑和え物

鰯酢 色紙蕪

海老しんじょ

蕗の謹揚げ

飯蛸 大豆五目煮

白王椿 焼き味噌

お多福豆




名物

田楽豆腐

(中村楼の田楽豆腐は弥次喜多道中にも出てくるらしい。すごい歴史。坂本龍馬も大好きだったんだって)



小鍋仕立て

白魚 菜種

筍 卵とじ

粉山椒



ご飯

ふぐ雑炊

芹 白菜  青のり

あられ柚子


香物

三種盛



水物

アイス最中




歴史を感じながら、食べる日本料理。ええやん。

室町時代から始まり、さらに未来へと続く歴史の1ページに自分も入ってる感覚はなかなか味わえないので参加した価値はあった(はじめは、ランチコース8,000円でイベント費13,000円高くね。って思ってたのは内緒。ケチですみません😅)


ランチは8,000円くらいでいただけるので歴史のある店で伝統の味を一度経験するのは良いですね。

歴史好きの友人を京都案内する時のアテンドで使うと喜ばれるかなぁ。


ごちそうさまでした。