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第22

 

 

東京地方検察庁 その1

2014年8月21日(金)

 

 例によって朝っぱらから手錠を掛けられ数珠つなぎの不自由な

 

囚人スタ~イル

 

 原宿から出る最後の押送はなんと俺だけ一人。

 

 なんとなく

「有終の美」

的な…

 

 このことを検事に言ったら大笑い。

 

「そんなにおかしいか?」

(# ゚Д゚)

 

 

 そしてバスは一路霞が関の東京検察庁へと向かった。検察庁には実に4ヶ月ぶり表敬訪問となる。

 

 この日、気付いたことがある。

 それはいつもの「同行室主任担当」がいないのだ。4ヶ月前にも姿が見えなかったから、もしかしたら移動になったかな?

 そいつはいわゆる「金線のオヤジ」、地検同行室で一番偉い人なのだ。本当に小うるさいヤツで、「チビ」で、目がギョロっとしていて、威張っている。

 

だが、今日もそいつが

い…

 

 まぁ俺にはコイツの声が耳障りなだけだから、今日は静かでいいやね。

ということで、今回は地検、いわゆる

 

「東京地方検察庁」

 

 のことを詳しくお伝えいたします。

 

 その前にちょっと余談。

 俺たちが地検に到着して地下の同行室に連行されているその背後から、当時話題になったビットコイン詐欺でおなじみの

 

「マウントゴックス社長カペルス

 

 がニヤニヤしながら単独押送で来庁していた。

 その様子は、傍からみても罪の意識は微塵も感じられない。

 

 悪いヤツですねぇ~

………

 

 そんなことはさておいて、まずは地検での流れを説明しよう。

 

残念ながら紙面の都合上、今日はここまでとなります。

続きはまた後日にしましょう。