2011年6月29日(水) 10:00~17:00 207号法廷 審理


現住建造物等放火(裁判員裁判)



被告人:Y(犯行当時37歳)


裁判官:O裁判長+2名

裁判員:8名(男性6名+女性2名)

検事:3名(男性)

弁護人:2名(男性)


被告人はスーツ着用(サラリーマン風)


今回は13:30~14:30の証人(検察側)質問を傍聴しました


証人A:放火されたマンションの住人(8F)女性

証人B:放火された部屋の住人(4F、403号室)男性


<証人A>

証人夫婦はマンションの理事長をしていた

出火当時子供2人と証人の3人が8Fの部屋にいたが、ベランダに出た際、きな臭い匂いに気が付き火事が発生したことを知った

すでに消防車がマンションの下にいたので、子供2人を連れてエレベーターで1Fへ避難した

4Fからの出火と分かり、巻き込まれた住人がいないことを心配した


<証人B>

被告人と証人Bの奥さんが不倫関係にあり、もめていた

自宅に被告人が押し掛けてくることが予想された

証人Bの奥さんは最近タトゥー(刺青)を入れた(経緯は不明)

出火当時証人B家族(娘2人と夫婦の4人)は直方の奥さんの実家へ行っていた

コンセント等からの出火は考えられず、被告人の犯行であることは明白である(遺留品のビールの空き缶は被告人のものである)

しかし、被告人は認めておらず許せない

部屋の復旧工事で1180万円、家財の被害額も1600万円程

それらは保険で何とかなったが、子供のビデオ動画や思い出の品が焼けてしまったのはくやしい


<感想>

裁判員裁判は初めてだったことと、初公判からではなかったので事件の概要がなかなか見えなかった

裁判員裁判は合議なので途中中断が2回入りました

被告人は無罪を狙っているのか、罪を認めていない様子

是非判決を聞きたいと思いました