こんにちは♪
大阪の内装屋吉田内装インテリアアドバイザーN子です。
今日から6月ですね!
おかげさまで、直接ご依頼の案件が多くて
5月はN子も現場にたくさんついて行きましたので
書きたい内容がたくさんあるのですが
6月は下請け工事がすでに多く決まっているので
最近のお見積りは7月施工予定としていただきましたが
まだ、施工日数1~2日程度(1日でお部屋一部屋くらいです)
ならお受けできますので、ご依頼くださいね!
今日のお題は
壁紙クロスをはがすのは難しい?簡単?
クロスをはがす
という言葉を使ってみたのですが、業界ではプロは
クロスをめくる
クロスめくり代
「めくる」という言い方しかしません。
「なんで、はがすではなくてめくるしか使わないの?」と
親方に聞くも
「知らんけど、群馬で見習いのころからそう言ってたし
考えたこともない」とのことでした(;´∀`)
まず、お伝えしたいのは
クロスは10年くらいで張り替えるのがおすすめですが
寿命としては15年~20年です。
もっともこの寿命は、よい環境で普通に生活されていた場合で
悪い環境
(換気せず、お部屋が湿度が高い
逆に、乾燥しすぎ、日が当たる
キッチンの煙、タバコヤニなどで汚れが多い)
で短くなってしまいます。
そして、寿命に余裕があるクロスはこのように
バナナの皮をむくがごとく、すすっとめくれます( ̄▽ ̄)
こうめくれると、下地を傷めることもなく張替えもきれいに仕上がります。
ところが!
寿命を越してる、もしくはクロスの上から塗装しているなどですと
これがめくった残骸です(ノ_-。)
こうなると、すすっとめくれないので
皮膚にできたかさぶたをひっかいて取るがごとく
めくっても、ボロボロなので
スクレーパーという道具を使って、地道にはがしていきます。
↑
これは、先日堺市でお伺いした現場での
写っているのはN子の指です(^_^;)
さらに手ごわいので、細かいスクレーパーを使用しました。
こうなると、どうしても下地も痛めてしまいます。
本当はグレー地が見えるまでだとダメなんです。
これは、後でパテで補修することになります。
14帖のリビングでこれですと
めくり、その後下地補修をできるかぎり丁寧に
させて頂いて
予想していたより1日工期が延びました。
N子もめくった後、親方がパテした後
下地が上に出ないように
サンダーをかけ、舐めるように壁中1日確かめてました。
今回、見積り時の目測でここまでひどいとは予想できなかったので
追加料金なしでさせて頂いたのですが
目測でこれはめくるのが通常の何倍の手間がかかる
と予想されれば
(上にペンキ塗ってある、20年以上たってボロボロ)
めくり・補修代として上乗せさせていただくこともあります。
ケチって長期間放置するより
人が住む家はメンテナンスすればいい状態を保てるものですから
こうなる前に、
壁紙張替えしてもらえれば、結果費用はかからずに済むものです。